第782歩目 顎の動きをもっとスムーズに!首・体幹、そして足から見直してみる!?【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

顎関節が痛い。首・体幹、そして足までみて!

「口を開けると顎が痛い」「顎を動かすと違和感がある」「マウスピースを使っているけれど、なかなか良くならない」このような「顎の痛み」でお悩みの方もいらっしゃると思います。

顎関節の痛みがあると、どうしても「顎に問題があるのだから、顎を治さなければ」と考えがちです。もちろん、顎関節そのものを確認することは大切です。必須です!ただ、それでもなかなか良くならない・・・という時は、もうちょっと幅を広げてみてみませんか?

顎が痛い方はご存知だとは思いますが・・・顎を動かしているのは顎関節のピンポイントだけではありません。実は、顎を動かすためには、こめかみ付近にある側頭筋、頬にある咬筋(こうきん)、首にある胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん、顎の下にある顎二腹筋(がくにふくきん)など、さまざまな筋肉が関係しています。

それらはスマホ時間にも影響を受けます。スマホをみるとき、私たちは無意識に頭を前に傾けます。すると、頭の位置を支えるために首周りの筋肉が働きます。さらに、顎の位置を安定させるため、咬筋や側頭筋など顎周辺の筋肉も関係しますよ!

※実際、顎関節症(TMD)の方では、首の筋肉の持久力低下や首の動きの制限などがみられることが報告されています。また、首への徒手療法や運動療法が、顎関節症に伴う痛みの軽減に役立つ可能性を示した研究もあります。

顎の動きをもっとスムーズに!首・体幹、そして足から見直してみる!?

顎が痛い?姿勢はどうでしょう

立った姿勢を横から見たときに、頭が身体より前に出ている、いわゆるスマホ首(ストレートネック)になっていませんか??そうすると、「頭を支えている首周辺の筋肉には、負担がかかっているのでは・・・」と、想像できます。

そしてそれら首の筋肉は体幹から頭部にくっついているものが多い。ということは起始部(筋肉のはじまり)は体幹(胸郭辺りまで)にある。つまり体幹にも緊張や偏りがあるかもしれない。と、なるわけです。ですので、体幹部の関節や筋肉もアプローチしてあげると、首が楽になるかも!!と、いうわけです。

当センターにいらっしゃったN様の場合

以前、当センターにN様という患者様がいらっしゃいました。N様のお悩みは「左の顎が痛い」というものでした。まず立っていただき、身体全体を確認してみると、頭がかなり前に出ている姿勢でした。

そこで「首周辺の筋肉は、慢性的に緊張があるのでは?」と考えます。さらに首だけではなく、その下にある体幹にも目を向けます。N様の場合、顎の痛みは左側でしたが、身体を確認していくと、体幹では右側に問題がみられ、右半身のインナーマッスルに強い緊張がみられました。「痛い場所」と「身体の動きに問題がある場所」が、必ずしも同じとは限らない・・・ということですね。

そして、当センターは「足のケアセンター」です

そしてようやく出てくるのが、足です!「顎が痛いのに、足?」と思われるかもしれません。足は身体を支える土台です。足の状態や使い方が変われば、その上にある足関節、膝、股関節、骨盤、体幹などの動きにも影響する可能性があります。

身体は一つにつながっているので「足の状態も含めて、全身の動きを確認する」という流れです。N様の場合も、足を確認すると、足の骨格を崩すような使い方がみられました。

そこで、足 → 体幹 → 首 → 顎という順番で身体全体を確認していきました。その結果、顎の痛みについて改善がみられました。もちろん、これはあくまでN様という一人の患者様のケースです。

すべての顎関節の痛みに同じ方法が当てはまるわけではありません。顎の痛みがある場合には、必要に応じて歯科・口腔外科などで診察を受けることが大切です。

そのうえで、「顎だけではなく、身体全体を見てみる」という視点も大事です!ちょっと、なかなか顎が良くならない・・・という方はぜひ足から整えてみてくださいね!

参考文献

  • Rocha CP, et al. Is there relationship between temporomandibular disorders and head and cervical posture? A systematic review. J Oral Rehabil. 2013.
  • La Touche R, et al. Effect of Manual Therapy and Therapeutic Exercise Applied to the Cervical Region on Pain and Pressure Pain Sensitivity in Patients with Temporomandibular Disorders: A Systematic Review and Meta-analysis. Pain Med. 2020.
  • Bednarczyk V, et al. The effectiveness of cervical rehabilitation interventions for pain in adults with myogenic temporomandibular disorders: A systematic review and meta-analysis. J Oral Rehabil. 2024.
  • Skorupa-Strojna A, Kulesa-Mrowiecka M. Effectiveness of physiotherapy for temporomandibular disorders: a systematic review of pain and functional outcomes. Scand J Pain. 2026.

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【足のケアセンター代表 髙野篤史プロフィール】 柔道整復師  認知症介助士。足の根本改善を専門とし、施術累計3万人以上の実績を持つ。患者様に足の仕組みを知っていただくこと、そして動作改善により、手術なし・テーピングなしでの改善を実現。足から健康寿命を延ばす「100歳まで歩ける日本」の実現を使命として、足育の普及にも取り組んでいる。

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