第688歩 千鳥足って何の足?原因はお酒だけじゃない!!【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

そもそも千鳥足とは?

千鳥足とは、体が左右に大きくふらつき、まっすぐ歩けなくなった状態を指す言葉です。由来は、水辺に生息する「チドリ」という鳥です。

チドリは小刻みに左右へ動きながら歩く特徴があり、その姿が酔ってフラフラ歩く人の様子によく似ています。そのため、昔から足元が定まらない歩き方を「千鳥足」と呼ぶようになりました。

一般的には「お酒に酔った人の歩き方」を表す表現として使われていますが、実際には単なる酔っぱらいの代名詞ではありません。脳のバランス機能や、足・体幹の働きと深く関わる現象なのです・・・。

今回は、千鳥足が起こる仕組みと、お酒以外に考えられる原因について解説します!

千鳥足って何の足?原因はお酒だけじゃない!!


お酒を飲むとなぜ千鳥足になるの?

アルコールは血液を通じて全身に運ばれ、脳にも到達します。小脳は他の脳部位に比べてアルコールの影響を受けやすい場所で、神経細胞間の情報伝達が一時的にうまくいかなくなります。

その結果、姿勢や動きを微調整する小脳の機能が鈍くなり、バランスを保つ・歩行をコントロールするといった働きが低下してしまうのです。

小脳は、

  • 体のバランスを保つ
  • 筋肉の動きを調整する
  • スムーズな歩行を行う

といった重要な役割を担っています。

その結果以下のように歩きます👣

足幅(そくふく)を広げて歩くようになる

倒れないように、無意識のうちに足幅(左右の足の間です)を広げて歩こうとします。

上半身が揺れる

重心を安定して保てなくなり、体幹が左右に揺れます。

足を狙った場所へ出せなくなる

自分では真っ直ぐ歩いているつもりでも、足の着地位置がズレてしまいます。

これらが組み合わさることで、左右へふらつく「千鳥足」になるのです。


お酒を飲んでいないのに千鳥足になることも

千鳥足のような歩き方は、実はアルコール以外でも起こります。特に、何の前触れもなく突然現れた場合は絶対に注意が必要です!すぐ病院へ行きましょう!

考えられる原因としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 脳梗塞・脳出血
  • 小脳の障害
  • 頚椎症性脊髄症
  • メニエール病・前庭神経炎などの内耳の異常
  • 神経疾患・感覚障害

「お酒を飲んでいないのに急にフラフラする」「まっすぐ歩けない」とくに「ろれつが回らない」「ヨダレを垂らしている」といった症状が急にでた場合は救急です!すぐ119番してください。


 

まとめ

千鳥足は「酔っぱらった人の歩き方」というイメージが強いですが、その背景には脳やバランス機能の働きが関係しています。

お酒を飲んでいないのに千鳥足のような歩き方になる場合は、病気が隠れている可能性もあります。また、日常生活の中で左右に大きく揺れながら歩いている方は、足や体幹の機能低下のサインかもしれません。

歩行は健康寿命を左右する大切な能力です。

「最近ふらつきやすい」 「歩く姿勢が気になる」 「以前よりバランスが悪くなった」

そんな方は、一度ご自身の歩き方を見直してみてはいかがでしょうか。足元が安定すると、健康寿命が延びて人生も安定するのではないでしょうか👣

 



【著者プロフィール】 千葉県船橋市の足のケアセンター船橋代表・柔道整復師  認知症介助士。足の根本改善を専門とし、施術累計3万人以上の実績を持つ。患者様に足の仕組みを知っていただくこと、そして動作改善により、手術なし・テーピングなしでの改善を実現。足から健康寿命を延ばす「100歳まで歩ける日本」の実現を使命として、足育の普及にも取り組んでいる。

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