第683歩 雨の日の子どもの長靴~インソールと紐締めで足を守ろう!【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

雨の多い時期になりました。レインブーツを履く機会も増えると思います。特にお子様のレインブーツは少しだけ工夫するだけで、将来の足に大きく関わりますし、なんと履いた時の体幹も変わってくるんです!

 雨の日の子どもの長靴~インソールと紐締めで足を守ろう!

雨の日の長靴が「足育」の落とし穴に!?子どもの足を守るには??

「雨の日だけだし、長靴はなんでもいいか」——そう思っていませんか? 実はその一言が、お子さんの足の発達に影響を与えているかもしれません。

大人の外反母趾・扁平足など変形のされている方の多くが、幼少期の足環境に原因の根っこを持っていることを痛感しています。足の問題は、ある日突然起きるのではありません。靴の選び方、インソールの有無、紐の結び方という毎日の積み重ねが、数十年後の健康寿命を決めていくのです。お子様のうちから足には気を付けなければなりません!


長靴は「足育」の視点からほぼノーガードの靴である

長靴と言えば、底が薄く平らで、土踏まず(内側縦アーチ)へのサポートがほぼゼロです。次に甲を固定するベルトや紐がなく、足が靴の中で前後左右にずれ放題になっています。さらに踵(かかと)のカウンターが柔らかいか存在しないため、踵の骨が内側に倒れ込む「過剰回内」(足の骨格が崩れてしまう状態)を引き起こしやすい構造です・・・( ;∀;)

足育研究会のシューフィッターも「靴の中で足が動かないことが、アーチ形成サポートに最も重要」と明言しています。その最重要条件を、長靴はほとんど満たしていないのです。


インソールを入れると足の中で何が変わるのか

インソール(中敷き)を入れると、子どもの足に3つの変化が起きます。

足が靴の中でずれなくなります。勿論適切なサイズです!足が前にずれると、足指が靴先で詰まり、外反母趾や浮き指(指が地面から浮いた状態)のリスクが高まります。インソールがあることで足底全体が安定し、指が正しい位置に収まりやすくなります。

更に体重が足裏全体に均等にかかるようになります。これは姿勢の安定、疲れにくさ、さらには膝・腰への負担軽減にも直結します。当院でも、足底のアーチを整えるだけで腰痛や膝の痛みが消えた患者様を多数診てきました。それほど、足と全身は繋がっているのです。


「紐を結ぶ」ことはインソールと同じくらい重要である

インソールを入れただけで安心してはいけません。紐やバックルでしっかり固定することで、インソールの効果が初めて最大化されます。

足首とかかとが正しく固定されると、歩行時に足が靴の中で前にずれなくなります。そうなると、インソールが支えるアーチの位置が毎歩ごとにぶれなくなり、土踏まずへの継続的なサポートが生まれます。

パカパカした靴は足を悪化させてしまいます。当院でも靴選びの指導の際、必ずこの点を強調しています。どんなに良いインソールを入れても、固定が甘ければ足は靴の中で流れ続けます。

👉靴屋さんの足育先生instaとても参考になりますよ!


「雨の日だけだから」が30年後の足を変える

「どうせ長靴は雨の日だけ」と軽く見がちですが、雨の日に毎回ノーサポートの靴を履き続けることが、足の骨格形成期に与える影響は決して小さくありません。子どもの足は10歳頃までに基本的な骨格が形成され、アーチも徐々に発達していきます。この時期に足が適切に使われなければ、扁平足・浮き指・外反母趾の素地が作られてしまいます。

近年、小学生の50〜60%に浮き指や扁平足が見られるというデータもあります。突然の転倒、頭痛、腰痛、猫背——これらの問題が足の機能不全と深く関わっていることは、臨床の現場で日々実感しています。

「長靴のときだけは仕方ない」ではなく、「長靴のときもできる限り足を守る」という発想の転換が、お子さんの将来の健康寿命を変えることになります!


【著者プロフィール】 千葉県船橋市の足のケアセンター船橋代表・柔道整復師  認知症介助士。足の根本改善を専門とし、施術累計3万人以上の実績を持つ。患者様に足の仕組みを知っていただくこと、そして動作改善により、手術なし・テーピングなしでの改善を実現。足から健康寿命を延ばす「100歳まで歩ける日本」の実現を使命として、足育の普及にも取り組んでいる。

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