第706歩目 蛇が歩く!?蛇足(だそく)って何?? 【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

「蛇足(だそく)」という言葉、普段使います?私は正直あまり使いませんが・・・。蛇に足はありませんが、「ヘビの足」と書きます。そもそもは古代中国のお話が元になって生まれた言葉のようです。

今日はそんな蛇の足「蛇足(だそく)」のお話にょろ。

蛇が歩く!?蛇足(だそく)って何??

『戦国策』に伝わるストーリー

この言葉は、紀元前3世紀ごろの中国の歴史書 戦国策 に出てくる逸話が元になっています。

ある日、お祭りの役人たちがお酒を一杯もらいました。いっぱいではなく、一杯です。一杯しかないため全員で分けるには足りません。

そこで、一人の男がこんな提案をしました。

「地面にヘビの絵を一番早く描いた人が、このお酒を一人占めにするにょろよ」

そして数人の男たちが、一斉に地面へヘビを描き始めます。すると、ある一人の男が圧倒的な速さでヘビを描き上げました。と、その男はお酒を手にしながらこう言いました。

「ふん、オイラは足だって描けちゃうぞ!」

本来なら、そのままお酒を飲めばよかったのですが、男は得意になってヘビに足を描き足し始めます。

その間に二番目の男がヘビを描き終え、お酒を取り上げてこう言いました。

「ヘビに足なんてないじゃないか。お前が描いたのはヘビではない。だからオイラの勝ちだ!」

こうして、一番早く描き終えたにもかかわらず、余計なことをしてしまった男は、お酒を飲み損ねてしまったのです・・・。

「蛇足」が意味するもの

この出来事から生まれた言葉が「蛇足」です。

つまり、あっても意味がないどころか、せっかくの成果を台無しにしてしまう余計なものや行為を指すようになりました。

ビジネスメールなどで「蛇足ながら一言申し添えます」と使われることがありますが、これは「余計な一言かもしれませんが…」という控えめな表現として使われています。

普段何気なく使っている言葉にも、このような面白い由来が隠れているのですね。

私たちの日常にも「蛇足」はある

このお話は約2,300年前のものですが、現代でも「蛇足」は至るところにあります。

当センターでも、私はたくさんの蛇足を話してしまっている気がします。「説明しすぎた。」「余計な事言い過ぎた。」「逆に混乱させてしまった。」などなど。

「ここでやめておけば良かった・・・。」皆様にもそんなことありますよね?

足の専門家として思うこと

実は、足の世界でも「蛇足」は少なくありません。

健康のために歩こうと思い、「歩幅をもっと広くしよう」「地面を強く蹴ろう」「腕を大きく振ろう」と意識し過ぎた結果、かえって足や膝、腰を痛めてしまう方・・・。

もちろん、それらがすべて悪いわけではありません。

しかし、本来必要のない動きを無理に加えてしまうことで、歩き方のバランスが崩れてしまうことがあるのです。

歩行も施術も同じですが、大切なのは必要なことを必要なだけ行うこと・・・ですね!

 


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【足のケアセンター代表 髙野篤史プロフィール】 柔道整復師  認知症介助士。柔道整復師として施術累計3万人以上の実績を持つ。現在は足の根本改善を専門とし、患者様に足の仕組みを知っていただくこと、そして動作改善により、手術なし・テーピングなしでの改善を実現。足から健康寿命を延ばす「100歳まで歩ける日本」の実現を使命として、足育の普及にも取り組んでいる。

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