第664歩 オスグッド少年よ「歩き出し」に気をつけて!痛みを長引かせない「最初の一歩」【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

オスグッド病(オスグッド・シュラッター病)は、単なる「成長痛」と考えもありますが、これはケガです。放置してしまうと長期化し、脛骨粗面(膝の下の骨の出っ張り)が大きく変形してしまうケースもあります。

「歩き出す瞬間に膝が痛い…」
「部活中は我慢できるけど、終わった後がツラい…」
「膝の下が出っ張ってきた…」

そんな悩みを抱えている小学生・中学生は非常に多く、特に成長期にスポーツを頑張る子どもたちに多いのが特徴です。

日頃から「太ももで歩いている」と、なかなか治りにくいので、日常のちょっとの意識で負担を逃がすことができます。

オスグッド少年よ「歩き出し」に気をつけて!痛みを長引かせない「最初の一歩」

オスグッドは「太ももの引っ張り」が原因

オスグッドは、太ももの前側にある大腿四頭筋が硬くなり、その筋肉の停止部である膝下の骨(お皿の下にある凸部分)を強く引っ張ることで炎症が起きる症状です。(骨の成長が速すぎて、筋肉の成長が遅いことで停止部を引っ張るという説もあります)

特にスポーツを頑張る子どもは、

・ダッシュ
・ジャンプ
・急停止
・切り返し動作

を繰り返します。

すると、常に太ももの筋肉が緊張し続け、筋肉停止部の牽引ストレスが強くなります。子供の骨は軟らかいので筋肉に引っ張られてしまうのです。そして炎症が起きて、痛みが出てくる・・・というわけです。大人の骨は硬いので、停止部で引っ張られることはありません。

オスグッド少年少女は「歩き出し」を気を付けよう

特に注意してほしいのが、「歩き出し」です。

椅子から立ち上がってからの歩き出し。
止まった状態からの最初の一歩。

この瞬間、多くの子どもは無意識に太ももの筋肉を強く使います。試しに1歩足を前に出してみましょう。その状態で後ろ脚の太もも前側に手を置いてください。さあ、そのままゆっくりと次の1歩を出してください。手の下で、太ももの筋肉が動くのが分かると思います。この時に筋肉の停止部である「痛いところ」を引っ張ってしまうんです!

オスグッド改善の鍵は「腸腰筋歩行」

そこで重要になるのが、「太ももではなく体幹で歩く」という考え方です。

足のケアセンターでもお伝えしているのですが、日本人は“足で歩く”傾向が強く、太もも主導になりやすい特徴があります。一方で、身体を上手に使えている人は、腸腰筋というインナーマッスルを使って脚を前に出しています。

オスグッドの子ども達も、この筋肉を使いましょう。具体的な方法は、1,2,3と足踏みしてから歩き出します。歩き出したら「膝を軽く持ち上げるようなイメージで歩きます。

すると、太ももの前側ではなく、股関節の奥にある腸腰筋が働きやすくなります!!やってみて!

痛みを我慢してはいけない理由

「成長期だから仕方ない」
「そのうち治る」

と言われることもありますが、痛みを放置するのは危険です。オスグッドは悪化すると長期化したり、停止部が更に凸に変形することもあります。さらに、痛みをかばう歩き方がクセになると、

・腰痛
・股関節痛
・シンスプリント
・足底トラブル
・外反母趾予備軍

など、別の問題へつながるケースもあります。

特に成長期は、身体の使い方がその後の人生に大きく影響します。だからこそ、「まだ子どもだから」ではなく、“今のうちに正しい身体の使い方を覚える”ことが重要なのです。

病院・整骨院で早めに相談を

オスグッドの疑いがある場合は、まず病院や整骨院など専門機関へ相談してください。

医療費助成制度がある自治体も多く、窓口負担はそんなにかからない筈ですので、しっかりケアしてもらってください。

また、学校でのケガにはスポーツ保険が使えることもあります。

例えば整骨院では療養費という枠で治療費をカバーしてくれます。

・物理療法・・・低周波など
・温熱療法・・・マイクロ波、赤外線など
・手技療法・・・こちらも療養費に入ってます

ザックリな説明ですが、上記を受けることができます。これ以外は、自由診療となることが多いので確認してください。

普段の歩き方や身体の使い方を意識しつつ、身体のプロに任せちゃいましょう!!

 

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