第770歩目 左右の足の形とサイズは同じ?違う?【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

左右の足、サイズは同じ?違う?

皆さんは、ご自身の「左右の足のサイズ」が同じだと思いますか?「右も左も同じ靴を履いているんだから、当然同じでしょ!」

でも実は、左右の足は必ずしもまったく同じではありません。逆にピタリと同じサイズの人はかなり少ないと思います。というわけで、必ず左右差があるのですが、研究ではどうなのでしょうか?

左右の足の形とサイズは同じ?違う?

足の「長さ」は、左右で大きく違う?

2017年に日本人成人180名を対象に、3D足部スキャナーを使って左右の足の形態を調べた研究があります。この研究では、足の長さ・幅・高さ・周囲径など、さまざまな項目を測定しています。

その結果、左右の足には形態的な違いが存在し、特に足の高さやアーチの部分で左右差が確認されました。つまり、「左右の足はまったく同じ形をしている人はほぼいない」実際に当センターでも毎日患者様の足を測定していますが、左右同じ形の人はいません。

一方で、別の研究では、左右の足長(足の長さ)には大きな差が見られなかったという報告もあります。成人や高齢者を含む調査では、左右の「長さ」は比較的そろっている一方、幅・周囲径・高さなどには違いが出ることが報告されています。

「靴のサイズ」は同じでも、「足の形」は同じとは限らないということなんですね。


 

左右差があるなら、靴はどうする?

ここで問題になるのが「靴」です。一般的な靴は、左右が同じサイズになっています。

右足25.0cm、左足24.5cmだったとしても、基本的には大きい方25.0cmの靴を左右同じように履くことになります。

すると、「右足にはちょうどいいけど、左足は少し余る」ということが起こる可能性があります。

左右差が大きい方は小さいほうの足に、

  • インソール
  • ハーフインソール
  • サイズ調整パッド
  • 靴紐やベルトでフィット感を調整

などを使って合わせましょう。


そして、足の左右差は「サイズ」だけではありません

サイズだけでなく、足の向きやアーチ、足趾の使い方、荷重のかかり方などにも左右差があることがあります。

左右差=悪いではありません。

人間の身体ですから、完全な左右対称ではないのが普通です!


では、なぜ左右の足に差ができるのでしょう?

「じゃあ、どうして左右の足は違ってくるの?」ということです。左右差ができる理由は一つではありません。私たちは普段、左右の足をまったく同じように使っているわけではないからです。

たとえば、

  • いつも同じ足から階段を上る
  • 立っているとき、無意識に片足へ体重をかける
  • 片方の足を軸にして身体を動かす
  • スポーツや仕事で左右の使い方が違う
  • 過去のケガなどによって、片側をかばう
  • 靴の当たり方やすり減り方が左右で違う

など、日常生活の中には左右差を生み出す要素がたくさんあります。人間の身体は完全な左右対称ではない、と考えたほうが自然ですね!


では、左右差を改善するには?

目指すのは、左右を完全に同じ形にすることではありません。まずは「なぜ左右差があるのか?」を意識してみましょう。そして「その左右差によって、身体の使い方にどんな違いが生まれているのか?」を考えることです。

足だけを見るのではなく、立ち方や歩き方まで確認する。「右足だけが悪い」のではなく、右と左で、身体の使い方が違っている結果として足に差が出ている可能性もあるからです。あなたの立ち方や歩き方、身体の使い方が隠れているかもしれませんよ!

参考資料

Characteristics of foot morphology and their relationship to gender, age, body mass index and bilateral asymmetry in Japanese adults

Xiaoguang Zhao, Takehiko Tsujimoto, Bokun Kim, Yasutomi Katayama, Kiyoji Tanaka
Journal of Back and Musculoskeletal Rehabilitation. 2017;30(3):527-535.
DOI: 10.3233/BMR-150501

日本人成人180名を対象に、3D足部スキャナーを用いて足長・足幅・足囲・足の高さ・アーチなどを測定し、左右差について検討した研究です。研究では、左右差について右足のほうが左足より足の高さが高いことが報告されています。

PubMedで論文を見る
論文本文(SAGE)


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足のケアセンターの理念は「足を正して健康寿命を伸ばす」ことです。足ケア3メソッド(美歩行・足学・整体)で皆様の足とお身体が良くなって、未来の生活に変化が訪れることを願ってます!最後までお読みいただいてありがとうございました☆☆☆


【足のケアセンター代表 髙野篤史プロフィール】 柔道整復師  認知症介助士。足の根本改善を専門とし、施術累計3万人以上の実績を持つ。患者様に足の仕組みを知っていただくこと、そして動作改善により、手術なし・テーピングなしでの改善を実現。足から健康寿命を延ばす「100歳まで歩ける日本」の実現を使命として、足育の普及にも取り組んでいる。




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