第751歩目 「北枕はダメ!?」じゃあ、足を向けてはいけない方向は?【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

「北枕はダメよ!」子どもの頃、こんなことを言われた経験はありませんか?
高校生の時に、ヤンチャな友人が、いろいろ悪いことを(!?)する癖に、枕の向きだけはものすごくこだわっていました。「北枕にすると縁起が悪い」と柄にもなく言っていたのを覚えています。
今日は頭の方向ではなく、練る時に「足を向けてはいけない方向って?」そんなお話です。

■北枕がダメと言われる理由
まずは「北枕」から。
日本では、亡くなった方を寝かせる際に、頭を北に向ける「北枕」にする風習があります。そのため、「北枕=亡くなった方の寝姿」というイメージが生まれ、生きている人は北枕を避けるようになったと言われています。
ただし、もちろん、「北を向いて寝ると健康に悪い」という医学的な根拠があるわけではありません!あくまでも、日本の文化や風習から生まれたものなんですね。
■足を向けてはいけない方向とは?
代表的なのが、「お仏壇や神棚に足を向けない」というものです。また、「親に足を向けて寝るな」という言葉もありますよね。
これは、足そのものが悪いという話ではありません。
昔の日本では、
頭=上
足=下
という身体の位置関係から、足を人や神仏に向けることを「失礼」と考える感覚がありました。つまり、「足を向ける」という行為そのものが、「相手を軽んじる」
という意味につながっていたんですね・・・。
■実は「足」は昔から特別な存在?
これ、足を専門に見ている私としては、なかなか面白い話です。私たちは普段、何気なく足を使っています。
歩く。
立つ。
走る。
身体を支える。
昔の人にとっても、足は単なる「身体の一番下の部分」ではなかったようです。足があるから、人は移動できる。そして、足が地面に接しているからこそ、身体を支えることができます。
だからこそ、昔から「足」にまつわる言葉や習慣はたくさんあります。
「足元を見る」
「足をすくわれる」
「足を引っ張る」
「足を運ぶ」
「足が遠のく」
「地に足をつける」
……考えてみると、ものすごく多いですよね。
■「足を向ける」という言葉にも意味がある
「○○さんには足を向けて寝られない」という言葉があります。
これは、
「その人にはとてもお世話になったので、足を向けるなんて失礼なことはできない」という意味です。つまり昔の人は、足の向きで「敬意」を表していたとも言えるわけです。
現代では、もちろんそこまで気にする人は少なくなりました。
でも、
「仏壇に足を向けない」
「人に足を向けて寝ない」
という考え方には、日本人が昔から持っていた「身体の上下」や「礼儀」に対する感覚が残っています。
■今日はどちらを向いて寝ましょうか?
自分の足、どっちを向いて寝ています?そして、もし仏壇や神棚がある方は……念のため、いまいちど確認しましょう(笑)。「昔からそう言われているから」という理由だけでも、たまには先人の知恵に従ってみるのも悪くないかもしれませんね。
足を正して、身体を正す。
今日も足元から、健康を考えていきましょう!

