第695歩 スーパーマンは外反母趾にならない!?ヒーローの足を真面目に考えてみた【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

皆さんはスーパーマンをご存じでしょうか?
青いスーツに赤いマントをまとい、大空を自由に飛び回るヒーローです。因みにアラレちゃんに出てくるのは、梅干し食べてスッパマンです。
ここで問題「スーパーマンって外反母趾になるの?」今日はそんな誰も気にしていないお話です。

スーパーマンの飛行姿勢って意外と大変?
スーパーマンは飛ぶとき、両腕を前に伸ばし、脚もまっすぐ伸ばしています。
このように飛んでいる人を見ると(映像で)、いつも思うのですが、人間が行うとかなり大変です。
フィットネスで「スーパーマンエクササイズ」というトレーニングがあるくらい、ハードな姿勢です。
うつ伏せになり、両手と両足を持ち上げて背中を反らせる運動です。
やってみると分かりますが、
- 背中が疲れる
- 首が張る
- 腰が反る
なかなかキツイ運動です。
もし人間がスーパーマンの姿勢で何時間も飛んでいたら、背筋はパンパンになるでしょう。
おまけに、強風。バイクでヘルメットのシードを開けたまま走ると、目を開けていることはなかなか困難です。ヒーローはその状態が続くので、かなりのドライアイになりますね。
では足はどうなる?
意外かもしれませんが、飛行中の足はかなり楽そうです。
なぜなら地面に接していないからです。
私たちの足は普段、
- 体重を支える
- バランスを取る
- 地面からの衝撃を吸収する
という大切な仕事をしています。
しかし飛行中は、その仕事がありません。
つまり、
- 外反母趾
- 扁平足
- 足底腱膜炎
など、体重負荷が関係するトラブルは起こりにくい・・・ということですね!
でも飛び続けると問題が…
実は人間の身体は、適度に重力がかかることで健康を維持しています。
先日お話しした通り、宇宙飛行士が宇宙空間で長期間生活すると、
- 筋力低下
- 骨密度低下
- ふくらはぎの萎縮
が起こることが知られています。
もしスーパーマンが四六時中飛んでいたら、
足は細くなり、筋力も落ちてしまうかもしれません。「飛べるのに足が弱る」というのは少し不思議ですね。
本当に大変なのは着地!
足の専門家として一番気になるのはここです。
実は飛ぶことよりも、
「着地すること」
の方が圧倒的に大変です。
例えば時速100kmで移動していた人が急停止したら、ものすごい衝撃が身体に加わります。
映画ではヒーローが地面にドーン!と着地し、地面が割れるシーンがあります。
しかし現実なら、
先に膝や股関節、足首が悲鳴を上げるでしょう。人間の足は歩くためには優秀ですが、超人的な着地には向いていません!
例え足が耐えられても、靴はボロボロになります。
人間の足は「歩くため」の傑作
私たちの足は飛ぶためではなく、
歩くために進化した器官です。
28個の骨、たくさんの筋肉や靱帯が協力し、
- 立つ
- 歩く
- 走る
という動作を可能にしています。
普段は当たり前すぎて気付きませんが、実はかなり高性能です。
空を飛べなくても大丈夫。
まずは自分の足でしっかり歩けるようにしましょう!
まとめ
スーパーマンは飛行中なら外反母趾になりにくそうですが、着地では大変な負担がかかりそうです。
そして改めて考えると、人間の足は飛ぶためではなく歩くために作られています。
今日もあなたの足は、何千歩もの移動を支えてくれています。セルフマッサージなど足に触れてあげてくださいね。
【著者プロフィール】 千葉県船橋市の足のケアセンター船橋代表・柔道整復師 認知症介助士。足の根本改善を専門とし、施術累計3万人以上の実績を持つ。患者様に足の仕組みを知っていただくこと、そして動作改善により、手術なし・テーピングなしでの改善を実現。足から健康寿命を延ばす「100歳まで歩ける日本」の実現を使命として、足育の普及にも取り組んでいる。

