第758歩目 外反母趾だけど痛くない~放置しちゃって大丈夫?~【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

「親指が曲がってきたけど痛くないんです」
これは、外反母趾のご相談でよく聞くお言葉・・・。外反母趾の角度と痛みは比例しません。そのため、「痛くないなら様子を見よう」「まだ病院や整体に行くほどではないかな」と思われる方も多いですよね??
では、痛みがなければ本当に放っておいて本当に大丈夫?大丈夫ではない?今日は、そんなお話です。

問題は「痛み」ではなく「変形」
痛みがない ≠ 治っている
曲がって来た=進行している!!と、いうことなのです。
外反母趾は、年齢とともに少しずつ進行することがあります。海外の追跡調査では、50歳以上の方を7年間観察したところ、約3人に1人で外反母趾の進行がみられました。 (※資料1)
また別の研究でも、外反母趾の変形は一定割合で進行することが報告されています。 (※資料2)
だからまずは、進行を止めることが大事です。
そもそも外反母趾って!?
「外反母趾」という名前を分解すると、ちょっと解りやすくなります。
「外反」=外側に反る(曲がる)
「母趾」=足の親指
つまり、足の親指が小指側(外側)に曲がっていく足の変形のことです。
ただし!!「親指が曲がっているだけでしょ?」と思ったら、ちょっと違います。
外反母趾では、親指の付け根にある第1中足骨と呼ばれる骨(足の甲のところの骨です)の位置も変化します。簡単にいうと、親指の先端だけが「こんにちは!」と小指側を向いているのではなく、親指の付け根から足の骨格そのものが変化しているということです。
そのため、外反母趾は「親指をまっすぐにすれば終わり」という単純な話ではありません!!つまり、足の骨格が崩れ始めている・・・。まずは進行を止めて、出来る限り改善を図るということが大事です。
今、気づいてほしいことは
外反母趾が進行すると、
- 親指がさらに外を向く
- 足幅が広がる
- 靴が合わなくなる
- 人差し指の下が痛くなる
- タコや魚の目ができる
など、さまざまな弊害が起こることがあります。また、足の変形によって歩き方にも影響が出ることがあります。エッチラオッチラするような歩行に少しづつなってきてしまうのです。
足の親指は、歩行時に身体を前へ進めるための大切な役割を持っています。その親指がうまく使えなくなると、身体が無意識に別の場所で頑張るようになります。だから身体全体にも悪影響があります。
外反母趾の進行を止めよう
「痛くないから、まだ大丈夫」・・・これはちょっとマズイということがお分かりいただいたと思います。では、外反母趾の進行を防ぐためには、何をすればいいのでしょうか?
①靴
まず見直してほしいのが、普段履いている靴です。細かいことは省略させていただきますが、足を改善させたい時はスニーカーが良いと思います。そして履き方も気をつけてみてください。
👉insta動画参考にしてください
②姿勢
ずっと正しい姿勢でいることは不可能です。歩き出す前だけでも、正しい姿勢にしてみてください。
👉insta動画参考にしてください
③既に痛い
既に痛い方は、靴を履く時は外反母趾に靴が当たらないように、カットバンやテーピングでガードして上げてください。(テーピングは単純にガードする為に貼るだけです。親指に変なテンションをかけるのはNGです!)そして靴を脱いだら、アイシングを5分ほどしましょう。
外反母趾だからといって、親指だけを一生懸命まっすぐにしようとするのではなく、足全体、身体全体の状態を見ていくことが大切です。
参考資料
- Incidence and Progression of Hallux Valgus: A Prospective Cohort Study(Arthritis Care & Research) (PubMed)
- Anatomical factors associated with progression of hallux valgus(Foot and Ankle Surgery) (PubMed)
- Hallux Valgus(StatPearls) (NCBI)

