第698歩 外反母趾も悪化する!?関節を劣化させるゾンビ細胞とは?【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

「外反母趾は年齢とともに進行するもの」

そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?

実は最近の研究では、外反母趾の進行には単なる靴の問題や筋力低下だけではなく、「老化細胞」が関わっているかもしれません!

外反母趾も悪化する!?関節を劣化させるゾンビ細胞とは?

 

そもそも老化細胞とは?

私たちの体を作る細胞は、一生働き続けるわけではありません。

長年使われたり、強いストレスを受けたりすると、細胞は活動を停止します。

これが「老化細胞」です。ただし、老化細胞は普通の細胞のように働かないにもかかわらず、その場に居座り続けます。

そのため、最近では「ゾンビ細胞」と呼ばれることもあります。

問題なのは、この老化細胞が周囲に悪影響を与えてしまうことです。

老化細胞は炎症を引き起こす物質や、コラーゲンなどの組織を壊す物質を放出し続けます。

その結果、周りの健康な組織まで弱らせてしまうのです。


外反母趾の親指の付け根では何が起きているのか?

親指の付け根(第1MTP関節)に大きな負担がかかり続けると、外反母趾が発生しやすくなります。

その要因としては、

  • 土踏まずが下がる(潰している)
  • 常に急ぎ足(足の前側に荷重がかかり続けている)
  • 足の指がうまく使えない

このような状態が続くと、親指の付け根に繰り返しねじれや圧迫が加わります。

すると関節周辺の細胞は大きなストレスを受け、老化細胞へと変化しやすくなると予測されます。そして靭帯や軟骨が弱くなり外反母趾が更に進行してしまう・・・。

つまり、

「足の形が崩れる」
だけではなく、

「細胞レベルでも関節が弱っていく可能性もある」

ということです!


外反母趾は「形」だけを見ても改善しない

外反母趾というと、

「曲がった親指を戻す」

ことばかり考えがちです。

しかし本当に大切なのは、親指が曲がってしまう原因を減らすことです。

例えば、

  • 足に合った靴を履く(縦と横の長さを計りましょう)
  • 正しい姿勢を身につける
  • 正しい歩き方を身につける(常に急ぎ足の方はスピード落としましょう)

こうした取り組みは、関節へのストレスを減らし、老化細胞が増えにくい環境づくりにもつながります


注意

上記ブログは「老化細胞(senescent cells)は変形性関節症(OA)の重要な要因の一つである」という論文の元、外反母趾でも、関節に繰り返し負担がかかることで同様の現象が起きている可能性があるのではないかという仮説になっております。つまり、老化細胞研究から見ると、外反母趾の進行にも慢性炎症や組織劣化が関係している可能性がある、というお話です。

 


 


【著者プロフィール】 千葉県船橋市の足のケアセンター船橋代表・柔道整復師  認知症介助士。足の根本改善を専門とし、施術累計3万人以上の実績を持つ。患者様に足の仕組みを知っていただくこと、そして動作改善により、手術なし・テーピングなしでの改善を実現。足から健康寿命を延ばす「100歳まで歩ける日本」の実現を使命として、足育の普及にも取り組んでいる。

 

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