第515歩 「冷やして・揉んで・サンダル…なぜ足底腱膜炎は治らないのか?」やって良いこと悪いこと【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

足底腱膜炎でやってはいけないこと・やるべきこと
Q:足底腱膜炎がなかなか治らない一番の理由は?
A:多くの方が「良かれと思って」やっている足裏マッサージ・靴選び・冷却が、実は回復を遅らせているかもしれません・・・。
Q:痛みがある時、まず何を意識すべき?
A:足裏のテーピングやインソールも大事だけど、根本的には足の骨格・姿勢・歩き方が大事。
Q:本当に必要なケアは?
A:足を揉むことではなく、足が壊れない使い方を体に覚えさせることです。

足底腱膜炎が治りにくい方に共通する「バッド?ケア」
足底腱膜炎は、単なる足裏の炎症ではありません。
足の骨格が崩れた結果、足底腱膜に過剰なストレスがかかり続けている状態です。
にもかかわらず、多くの方が「痛い場所」だけをどうにかしようとしてしまいます。
バッドケア① 足裏マッサージをしてしまう
これは非常に多い間違いです。
足底腱膜炎の足は、すでに靭帯が引き伸ばされ、支えを失っている状態。
そこにマッサージを加えると
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足の骨がさらに開く
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土踏まずが不安定になる
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炎症が長引く
という悪循環に入ります。
「ほぐせば治る」は、足底腱膜炎には当てはまりません。
バッドケア② サンダル・大きめの靴を履く
・脱ぎ履きが楽
・締め付けがなくて快適
しかしこれは、足の骨格が崩れる条件が揃った履き物です。
足育の考え方でも明らかなように、
靴の中で足が動く=骨が開く。
結果として、
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かかとに過剰な衝撃
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土踏まずの崩壊
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歩くたびに腱膜が引き裂かれる
という状態になります。
バッドケア③ とにかく冷やしてしまう
急性期には有効なこともあります。
しかし、足のケア現場で多く見てきたのは、
「冷やしてから、余計に痛くなった」ケース。
慢性的な足底腱膜炎では、
冷却=回復ではなく
血流低下=治癒力低下になることが多いのです。
足底腱膜炎の方が本当にやるべき「グッドケア」
グッドケア①起床時の歩行は「足の後半」で歩く
朝起きて痛いのは、
足底腱膜が固まっている証拠。
この時、前足部から踏み込むのはNGです。
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かかと〜足の後半で接地
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小さな歩幅
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ゆっくり
これだけで、朝の激痛は大きく変わります。対処療法ではありますが・・・。
グッドケア② 縦×横、両方ジャストサイズの靴を履く
足育の理論でも重視されているのが、
長さだけでなく「横幅」も合っているか。
・きつい靴 → 血流低下
・大きい靴 → 骨格崩壊
足底腱膜炎の方ほど、
ミリ単位で靴を見直す必要があります。
グッドケア③ 姿勢と歩き方を変えない限り再発しやすい
足だけ治しても、
歩き方が同じなら再発する可能性大!
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猫背
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反り腰
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ペタペタ歩き
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蹴り出し過多
これらはすべて、足底腱膜に直撃します。
グッドケア④ 足の専門家から「歩き方」を学ぶ
自己流ケアには限界があります。
だからこそ、
足の骨格・動作・歩行を一体で診る専門施設が必要です。
足のケアセンターでは、
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足の構造
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動作のクセ
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再発しない歩行
を軸に、その人の一生を見据えた足作りを行います。
あなたの足底腱膜炎、悪化予備軍?
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起床時の歩行で足裏が痛い!
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足裏を毎日マッサージしている
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サンダル・スリッパをよく履く
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靴は「大きめが楽」と思っている
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姿勢や歩き方は気にしていない
- 歩いていると土踏まずが時々痛いし、押すと痛い
2つ以上当てはまる方は要注意です。
足から健康寿命を延ばすという考え方
足は「ただの末端」ではありません。
人生100年時代を歩き切れるかどうかを決める土台です。
外反母趾・足底腱膜炎・膝痛・腰痛。
これらはすべて、足の使い方の結果。
足を正せば、
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痛みは減り
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歩ける距離は伸び
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将来の不安は減ります。
100歳まで歩ける日本を本気で目指す。
そのために、足の本質と向き合い続けています。
まとめ
足底腱膜炎は「ケアの方向」を間違えると長引きます。
揉まない、緩めない、誤魔化さない。
正しい知識と正しい歩き方が、最短の回復ルートですよ!

