第497歩 「パソコン作業でガチガチ…でも原因は上半身だけじゃない?」30代女性の背部痛を変えた“足の整え方”【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

外反母趾と首・背中の痛み・・・関連は?

足の専門家が“本当に効く改善法”を解説

Q. 外反母趾があると、首や背中まで痛くなるって本当?

A. はい。本当です。
足の骨格バランスが崩れると、連動して身体全体の軸がゆがみ、背中・首への負担が増えます。特に日常の姿勢や歩き方にクセがある人は、痛みを繰り返しやすい傾向があります。

Q. なぜ整体や鍼で良くなっても、また痛みが戻るの?

A. 根本原因である「足の使い方」「姿勢」が改善されていない、つまり足の骨格が崩れたままだからです。
筋肉だけ緩めても、その時は良いのですが、足元の骨格が崩れたままでは再発しやすくなります・・・。

外反母趾


あなたの肩こりや背部痛にも当てはまる?

以下に1つでも当てはまる場合、A様と同じ原因で痛みが起きている可能性があります。

□ パソコン作業や座り姿勢が長い

□ 外反母趾・内反小趾・扁平足がある

□ 歩くときペタペタ音がする

□ 反り腰である

□ 整体やマッサージに行くと一時的に良くなるが戻る

□ 首から背中に重だるさ・圧迫感がある

□土踏まずが低い

1つでも当てはまれば、この記事はあなたに必要な内容です。


A様のケース:外反母趾と背部痛が同時に起こる理由

A様(30代女性)は平日は長時間のパソコン作業、休日は登山・外出で歩行数が一気に増える生活。
土日で動いているけど、やはり平日のジッと動かない状態で筋肉は固まりやすい!?

■ 中度外反母趾がつくる「足元の崩れ」

外反母趾がある=足指が正常に使えていない
これは足の骨格の崩れを意味します。

■姿勢のクセが“ペタペタ歩き”を生み、さらに悪化させる

A様には「身体を反らすクセ」がありました。現代女性には比較的多い姿勢かもしれません。

■ 反り姿勢が引き起こす悪循環

反る
 ↓
(実は)体幹の筋肉が使えなくなる
 ↓
体幹の筋肉が硬縮する

体内で首を含む上半身を強く引くテンションがかかる
 ↓
足の骨格がさらに崩れる
 ↓
首・背中の筋肉が痛くなる

この連鎖が続く限り、痛みは“繰り返す”のです。


足の改善に必要なのは「動作改善」「運動」「靴」の3本柱

足のケアセンターでは、
①動作改善
②ストレッチ+運動
③靴(インソール含む)
をセットで整えます。

足底アーチの働きを取り戻し、足指を使える歩行に戻すことで、背骨の負荷が軽減し、上半身の痛みが自然に減っていきます。

外反母趾

A様の足データです。足の外反母趾、足の幅が変化しています。足の骨同士が締まってきていて、足元が安定します。


3か月後の変化:痛みゼロの期間が徐々に伸びている

A様は現在、
「完全に痛みが消えたわけではないが、首・背中が何ともない時間が確実に伸びている」
という段階に来ています。

長年の姿勢クセは、3か月で完全に消えるものではありません。
しかし今の改善ペースは非常に良好で、正しい方向に向かっています。

A様、これからも一緒に整えていきましょう。


今日からできる改善ステップは?

■ ① 反り姿勢をやめる

お腹ではなく、みぞおちを軽く引き上げる意識を持つだけで背中の負担が減ります。

■ ② 足指を手でよく動かしてあげましょう

まずは足に触れて、足の指を良く動かしてあげてください

■ ③ ペタペタ歩きの改善

足で歩くのではなく、身体で歩く・・・そんな意識で歩きます。意識は腹で歩く。楽しくあると、無意識で身体で歩くことができますよ!!

■ ④ 座位が多い方は、こまめに動きましょう!

背骨の圧力をリセットできます。


【まとめ】

外反母趾・背中痛・首痛は、別々の問題ではありません。
“足元の崩れ”という共通の原因を整えれば、全身は驚くほど連動して改善します。

あなたが今抱えている痛みも、決して「年齢」や「体質」ではありません。
正しい知識と動作を身につければ、必ず変わります。

必要なのは、“痛みのある場所ではなく原因を見つけること”。

あなたも今日から、A様と同じ一歩を踏み出していきましょう。

 






👣 専門監修:足のケアセンター船橋 柔道整復師 髙野篤史
この記事は、足専門整体「足のケアセンター船橋」が、臨床経験に基づいて作成しています。
専門的知見と実際の改善例をもとに、足の健康と歩行機能の向上をサポートしています。

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