外反母趾の女性に贈る、夏のサンダル選びの鉄則とは!?【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 千葉県 西船橋1分】

外反母趾が気になる方へ|母趾の付け根の痛みを軽減するサンダルの選び方と注意点
暑くなってくるとサンダルの出番が増えてきますが、外反母趾や母趾の付け根の痛みがある方にとって、サンダル選びは慎重さが求められます。間違った選び方をすると、痛みが悪化したり、歩きにくさが増したりと、日常生活に支障が出ることも。この記事では、「足のケアセンター船橋」が、外反母趾と思われる足へのサンダルの選び方や注意点について詳しくご紹介します。
母趾の付け根が痛い方におすすめのサンダルデザイン
外反母趾の症状がある足は、母趾の付け根が外側に張り出し、靴やサンダルの圧迫を受けやすくなっています。このため、サンダルの甲部分(足の甲を覆う部分)のデザイン選びが重要です。
以下のような点を意識しましょう。
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NG例:甲の縁が母趾の付け根に当たるデザイン
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おすすめ:母趾の出っ張りをすべて包み込むような甲部の広いデザイン
また、素材にもこだわりましょう。硬い素材は摩擦や圧迫によって靴擦れや炎症を引き起こす可能性があります。足に馴染みやすい本革素材のサンダルは柔軟性があり、履いているうちに自然と足にフィットしていくため、外反母趾に悩む方には特におすすめです。
参考:足のケアセンター公式サイト「外反母趾の靴選び」特集ページ
かかとの収まりが悪い…そんな方には「カウンター付き」サンダル
外反母趾の足の特徴として、足部が内側へ倒れ(回内傾向)、サンダルのかかとが外側にズレてしまうケースがあります。これにより、かかとが不安定になり、歩くたびに疲労がたまりやすくなります。
このような方におすすめなのが「カウンター付きのサンダル」です。
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カウンターとは?
靴のかかとを包み込む補強材で、かかとの安定性を高める役割があります。
カウンターがしっかりあるサンダルを選ぶことで、かかとのズレを防止し、足のアライメント(整列)を保つサポートになります。特に外反母趾傾向のある方は、足の崩れを補正するという意味でも重要なポイントです。
ヒールの高さは「2〜3.5cm」が基本
外反母趾や足のトラブルを抱えている方にとって、ヒールの高さは見た目以上に重要です。
最も安定し、足に負担が少ないとされるのは2〜3.5cmのヒール高(傾斜)です。これ以上高いヒールを選ぶ際は、接地面積の広いヒール(厚底で傾斜が滑らかなタイプ)を選びましょう。
ただし、ウエッジヒールにも落とし穴があります。
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NGポイント:返り(歩くときに足が曲がる部分)が硬い=曲がらない
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おすすめ:足の踏み返し位置でしっかり曲がる柔らかい素材のウエッジヒール
返りの悪いサンダルを履いてしまうと、足が自然に曲がらず、甲に靴擦れができたり、歩行時の衝撃が吸収されずに疲れやすくなったりします。
厚底サンダルの人気と注意点
近年、厚底サンダルがファッションアイテムとして人気ですが、外反母趾や足に悩みのある方は注意が必要です。
厚底タイプのサンダルは、底の全体に厚みがあるために足の踏み返しがしにくい構造になっていることがあります。特に、つま先からかかとまで厚みが均一なタイプは歩行時に足がうまく曲がらず、以下のようなトラブルの原因になります。
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正常な歩行ができず、すり足になる
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足の疲労が蓄積しやすくなる
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靴擦れ、転倒リスクの増加
したがって、厚底サンダルを選ぶ場合は、
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踏み返し部分でしっかり曲がる柔軟性がある
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つま先が少し上がっているデザイン(ロッカーボトム)
などの構造を持つサンダルを選ぶと、歩きやすく疲れにくいと言えるでしょう。
まとめ:外反母趾の方がサンダルを選ぶときのチェックリスト
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母趾の付け根をしっかり覆うデザイン
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素材は足になじみやすい柔らかい革
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カウンター付きでかかとの安定性を高める
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ヒールは2〜3.5cmが理想
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厚底でも返りの良さが確保されているか確認
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足の専門家や靴の専門店でフィッティングを相談するのもおすすめ
「足は健康の土台」。正しいサンダル選びは、足だけでなく全身の健康を守る第一歩です。ぜひ、当センターのアドバイスも参考にしながら、ご自身に合った一足を見つけてください。
ご自身の姿勢や足について知りたいな・・・という方はぜひ千葉県船橋市の当センターへいらしてください。外反母趾・内反小趾・たこ・ウオノメなど足でお悩みの方は足専門のトライアルコース2,980円でお試しいただけます。お気軽にお問合せください。美しい歩行も、日々の意識と少しのトレーニングで身につけることができます。