第571歩 子どもの足の痛みを成長痛で終わらせない~骨端症フライバーグ病・ケーラー病【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

子どもの足の痛み「フライバーグ病(第2ケーラー病)」と「第1ケーラー病」

「子どもが足を痛がるけれど、成長痛でしょうか?」

当センターにもこのようなご相談は非常に多く寄せられます。実は子どもの足の痛みの中には、単なる成長痛ではなく「骨の成長過程で起こる障害『骨端症』」が隠れているケースがあります。骨端症は、足の将来の機能や歩行バランスにも影響する可能性があります!

足の専門施術を行い、長年「足育」や歩行指導に関わってきた経験からお伝えすると、子どもの足は非常に繊細でありながら、正しくケアすれば将来の健康寿命に大きく関わります

今回は、骨端症の代表例である「フライバーグ病(第2ケーラー病)」と稀ではありますが「第1ケーラー病」について解説します!

子どもの足の痛みを成長痛で終わらせない~骨端症フライバーグ病・ケーラー病


フライバーグ病(第2ケーラー病)

フライバーグ病は、足の指の付け根にある中足骨頭がつぶれてしまう疾患で、特に第2趾に多く発症します。10歳前後の成長期の子ども(女性に多い)にみられ、スポーツや日常生活での繰り返す衝撃が関係していると考えられています。

足は歩行や運動時に体重を支える重要な構造をしていますが、第2趾の付け根は構造的に負担が集中しやすい部分です。さらに、関節が柔らかい体質や足の使い方の癖、靴環境の影響などが重なると、中足骨頭への血流が低下し、骨が弱くなることで痛みが出現します。

主な症状は、歩行時やつま先立ちをした際の第2趾付け根の痛みです。進行すると骨の変形が残る場合もあり、大人になってから慢性的な痛みや歩行障害につながる可能性があります。そのため、違和感や痛みを感じた時点で整形外科での画像検査と診断を受けることが重要になります。


第1ケーラー病とは|足の内側が痛くなる骨端症

一方、第1ケーラー病は、足の内側にある舟状骨に発生する骨端症です。主に2歳から9歳頃の子ども、特に男児に多いとされています。

特徴的なのは、はっきりとしたケガのきっかけがないにもかかわらず、足の甲や内側の痛みを訴える点です。子どもは痛みの場所を正確に伝えられないことも多く、「なんとなく歩きたがらない」「運動を嫌がる」といった行動変化として現れることもあります。

この疾患はレントゲン検査によって診断され、過度な運動を控えながら成長を待つことで改善するケースが多いとされていて、予後は良好です。しかし!なかには隠れた疾患もあるかもしれませんので、まずは医科にて検査することをお勧めします!


骨端症は「足の使い方」が大きく関係する

骨端症は単なる成長障害ではなく、足への負荷のかかり方が大きく影響する疾患です。

足は本来、かかとから外側を通り、最後に親指側へ体重が抜ける「足のロッカー機能」を持っています。しかし近年は、靴環境の変化や生活様式の変化により、この足本来の機能がうまく働かず、特定の骨に負担が集中するケースが増えています。

足育の現場では、足指の機能低下、足幅の広がり、土踏まずの未発達などが、子どもの足トラブルを引き起こす要因として注目されています。特に成長期の骨は大人より柔らかく、負担が繰り返されることで骨端線に障害が起こりやすい特徴があります。


子どもの足の痛みを見逃さないために

「少し痛いだけだから」
「子どもはすぐ治るだろう」

このように考えてしまう保護者の方も少なくありません。しかし、足は一生使い続ける土台です。成長期の足トラブルを放置すると、姿勢の崩れや膝・股関節・腰の不調にもつながる可能性があります。

子どもが次のような様子を見せた場合は注意が必要です。

・歩き方が変わった
・運動を嫌がる
・つま先立ちや走る動作で痛みを訴える
・片足だけ痛がる
・靴の減り方が左右で違う

これらは足の機能低下のサインである場合があります。


将来100歳まで歩ける足を育てるために

足の専門施術を通して強く感じるのは、子どもの足の状態は将来の歩行能力や健康寿命に直結するということです。足は単なる移動手段ではなく、全身のバランスを支える重要な器官です。

成長期に足の機能を正しく育てることで、大人になってからの外反母趾や膝痛、腰痛などの予防にもつながります。足に痛みを感じたときは単なる一時的なトラブルと考えず、足の構造や使い方を見直すきっかけにすることが大切です。

子どもの「足が痛い」という言葉は、未来の身体からの大切なサインかもしれません。成長期だからこそできるケアを行い、生涯自分の足で歩き続けられる身体づくりを目指していきましょう。






👣 専門監修:足のケアセンター船橋 柔道整復師 髙野篤史
この記事は、足専門整体「足のケアセンター船橋」が、臨床経験に基づいて作成しています。
専門的知見と実際の改善例をもとに、足の健康と歩行機能の向上をサポートしています。

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