第514歩 高齢者の踏み間違え事故は足から始まる!?足のプロが警鐘を鳴らす【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

アクセルとブレーキの踏み間違えは「股関節」がカギ?

Q1:高齢者のアクセルとブレーキ踏み間違えは反射神経の問題ですか?
A:それもあるかもしれません。最近言われているのは、実は多くの場合「足の骨格の崩れ」と「股関節の外旋(ガニ股)」が大きく関係しているのではないか・・・ということです。

Q2:なぜブレーキを踏んでいるつもりでアクセルを踏んでしまうのですか?
A:股関節が外に開いた状態(外旋位)になると、足の置き位置が無意識に外側へズレます。その結果、本人はブレーキに足を置いたつもりでも、実際はアクセルに足が載ってしまうのです。

Q3:これは年齢のせいで防げないのでしょうか?
A:年齢だけが原因ではありません。正しく足を使えていない歩行習慣の積み重ねが、結果としてガニ股(外旋位)を強くしています。改善の余地は十分にあります。
高齢者の踏み間違え事故は足から始まる!?足のプロが警鐘を鳴らす


アクセルとブレーキ踏み間違え事故の“本当の原因”

アクセルとブレーキの踏み間違え事故は、
「判断力の低下」「反射神経の衰え」
と片付けられがちですが、足の専門家の視点ではもうひとつ、違う原因が見えてきます。

それは
足元の崩れ → 歩行バランスの乱れ → 股関節の外旋(ガニ股)
という“構造的な連鎖”です。


原因は「股関節」ではなく「足」から始まっている

股関節が開いてしまう(外旋・ガニ股)現象は、確かに加齢とともに増えます。
しかし本質的な原因は足の骨格が崩れた状態で長年歩いてきたことにあります。

足部のアーチ構造(内側縦アーチ・横アーチ)が崩れる

足首が不安定になる

膝・股関節でバランスを取ろうとする

股関節が外に開く

歩幅が左右に広がり(年々広がる)、テコテコ歩行になる

車のペダル操作時に足の位置感覚が狂う

この流れは、50歳を超えた頃から始まります


50歳を過ぎると足は「耐用年数」を迎える

足の靭帯はゴムのようなものです。
長年の負荷・ねじれ・不安定な歩行が続くと、50歳を境に一気に緩みます。

✔ 靭帯が緩む
✔ 筋力が落ちる
✔ 足の骨配列が保てなくなる

この状態で歩き続けると、無意識に安定を求めてガニ股が強くなるのです。


あなたは大丈夫?ガニ股・足崩れチェックリスト

以下に1つでも当てはまったら要注意です。

  •  靴底の外側ばかり減る
  • 歩くと左右の足幅が広い

  • 早歩きがしづらい

  • 段差でつまずきやすい

  • 外反母趾・浮き指・扁平足を指摘されたことがある

  • 長時間歩くと股関節が疲れる

  • 長時間歩くと股関節が疲れる

  • 長時間歩くと股関節が疲れる

  • ズバリ!ガニ股だ!

これらはすべて足の機能低下のサインです。


【高齢化社会に警鐘を鳴らす!】

私は、外反母趾・浮き指・扁平足・歩行障害を専門に、
「足から身体を整える」整体を行っています。

足の骨格・動作・歩行を正さずに
✔ 運転操作
✔ 姿勢
✔ バランス
を語ることはできません。

アクセルとブレーキ踏み間違え事故は、
突然起こる事故ではなく、長年の足の使い方の結果もあることでしょう。


100歳まで歩ける日本を目指して

足を整えることは、
✔ 転倒予防
✔ 交通事故予防
✔ 認知機能低下の予防
にも直結します。

「まだ大丈夫」ではなく
「今のうちに足を見直す」

これこそが、
健康寿命を延ばす最大の近道です。


踏み間違えは“運転の問題”ではなく“足の問題”

アクセルとブレーキの踏み間違えは、
反射神経でも、年齢でもありません。

足が崩れ、股関節が開き、歩行が変わった結果です。

足を整えれば、
歩き方が変わり、
立ち方が変わり、
運転操作も変わります。

100歳まで自分の足で歩くために。
事故を未然に防ぐために。

今こそ「足」から見直しましょう。

 






👣 専門監修:足のケアセンター船橋 柔道整復師 髙野篤史
この記事は、足専門整体「足のケアセンター船橋」が、臨床経験に基づいて作成しています。
専門的知見と実際の改善例をもとに、足の健康と歩行機能の向上をサポートしています。

 

 

 

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