第512歩 「骨卒中って何?」転倒→寝たきりを防ぐ、足・姿勢・歩行の超シンプル習慣【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

骨卒中(こつそっちゅう)とは?なぜ今すぐ知るべきなのか
Q1:骨卒中(こつそっちゅう)とは何ですか?
骨卒中とは、骨粗しょう症などを背景に、高齢者に多く発生する大腿骨近位部骨折(太ももの付け根)や脊椎圧迫骨折を、脳卒中になぞらえて表現した言葉です。突然起こり、生活の質(QOL)を著しく低下させ、要介護や寝たきり、さらには死亡リスクを高めるため、医療・介護分野でも警鐘が鳴らされています。
Q2:なぜ「転んで折れる」だけではないのですか?
実は大腿骨骨折には
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転倒して骨折する説
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骨が先に折れて転倒する説
の両方があります。骨の質や姿勢・歩行の崩れによって、日常動作の中で骨折が先に起こるケースも少なくありません。
Q3:骨卒中は予防できますか?
はい。予防の鍵は「足・姿勢・歩き方」にあります。栄養だけでは不十分です。

この記事でわかることは?
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骨卒中がなぜ怖いのか
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骨折リスクが高まる本当の原因
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栄養だけでは防げない理由
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足・姿勢・歩行から行う現実的な予防法
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今日からできるチェックリスト
骨卒中は「突然起こる生活破壊型トラブル」
骨卒中の怖さは、一度起こると連鎖する点にあります。
大腿骨骨折 → 活動量低下 → 筋力低下 → 更に動けなるなる
この流れが、要介護状態への一直線コースを作ります。
実際、医療・介護現場では
「骨折をきっかけに一気に歩けなくなった」
「外出しなくなり、認知機能まで低下した」
というケースを数多く目にします。皆さんの周りにもいらっしゃると思います・・・。
「カルシウムを摂れば大丈夫」は本当か?
よくある誤解が
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鉄分をたくさん摂る
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カルシウムを意識する
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サプリで骨を強くする
しかし、骨量を大きく貯められるのは若年期までです。
これは、まるで「若いうちにしか貯金できない資産」のようなもの。
高齢期に重要なのは、
骨を折らない体の使い方=転倒しない体の設計です。
骨卒中予防の本質は「姿勢」と「歩き方」にある
私は、外反母趾・足の痛み・歩行障害を専門とする柔道整復師・運動機能訓練士として、
足の機能低下こそが転倒と骨折の出発点であると考えています。
正しい姿勢は「正しく歩くための土台」
反り腰・猫背・重心のズレは、
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太もも
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体幹
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ふくらはぎ
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足指
といった本来働くべき筋肉を怠けさせます。
姿勢が崩れたまま歩くと、
「踏ん張れない → つまずく → 転ぶ」
という流れが日常化します。
歩き方改善の第一歩は「行進」
難しい理論は後回しで構いません。
まずは行進(もも上げ)するように歩いてみましょう!
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姿勢を正す(気を付け!の姿勢は余計と背骨や全身に負担がかかります)👉instaにとびますが、動画で「簡単に正しい姿勢」を説明していますよ
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行進のようにももを上げる
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慣れてきたら、徐々にももの高さを下げる
これだけでも、
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股関節の可動性
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体幹の安定
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転倒回避反応
が大きく変わります。
あなたは骨卒中予備軍?
骨卒中リスクチェックリスト
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□ 最近つまずきやすい
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□ 靴底の減り方が左右で違う
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□ 片足立ちが10秒できない
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□ 外反母趾・浮き指がある
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□ 姿勢を正すと疲れる
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□ 歩くとすぐ太ももが疲れる
1つでもあれば要注意です。
骨卒中は「知らなかった」では済まされない
骨卒中は、
「年だから仕方ない」
「運が悪かった」
ではありません。
姿勢と歩き方を変えることで、予防できる未来があります。
ぜひ今日から、
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姿勢を意識する
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足を使って歩く
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行進を取り入れる
この一歩が、将来のあなたを守ります。私は、足の改善を通じて健康寿命を延ばし、100歳まで歩ける日本を本気で目指しています。皆さんも一緒にがんばりましょう!

