第501歩 介護の仕事で足がボロボロ…50代S様の扁平足と外反母趾が同時に悪化する典型例【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

扁平足・外反母趾の痛みは仕事中の「足の使い方」がポイント?

Q:
50代になってから扁平足や外反母趾が悪化し、足裏の痛みや腰痛まで出てきました。仕事で立ちっぱなし・動きっぱなしですが、年齢のせいと諦めるしかないのでしょうか?

A:
いいえ、諦める必要はありません!
足の骨格を理解し、正しい荷重位置と使い方を身につけることで、勿論個人差はありますが、50代以降でも扁平足・外反母趾・足裏痛・腰痛は改善方向へ導くことが可能です。

外反母趾

ポイントは「治療」よりも足の使い方の再教育(再学習)
これは足の専門分野で体系化されている“足学”の考え方に基づいた方法です!


今回のS様(50代)のケース概要

どのようなお悩み?
・扁平足
・外反母趾(痛みあり)
・足裏の慢性的な痛み
・側弯症があり、腰痛も常にある状態

さらに介護職というお仕事柄、足を酷使せざるを得ず、「毎日仕事をするたびに足の状態が悪化していく感覚」が強かったとのことです。


【チェックリスト】あなたも当てはまりませんか?

✅ 外反母趾が年々ひどくなっている
✅ 足の幅が広がってきた気がする
✅ 足裏(土踏まず〜前足部)が痛い
✅ 立ち仕事・介護・接客業などで足を酷使している
✅ 病院では「様子を見ましょう」と言われてしまうことが多い
✅ 腰痛・膝痛も同時にある

ひとつでも当てはまる方は、足の使い方が原因の可能性が非常に高いです。


なぜ「介護職」は扁平足・外反母趾が悪化しやすいのか?

介護職は

  • 前屈み姿勢👉足の前側に荷重をかけることが多い

  • 中腰動作

  • 素早い方向転換

  • 相手の体重を支える動作

が多く、無意識のうちに足を開き、前荷重で使うクセが身についてしまいます。

この状態が続くと
👉 足は内側へ回転
👉 アーチが潰れる
👉 親指が外へ流れる
👉 外反母趾・扁平足・足裏痛が進行

という典型的な負の連鎖が起こります。


足は「荷重位置」で回旋方向が決まる

足のケア専門分野では、次の事実が基本知識として知られています。

  • 足は前に荷重がかかると、内側に回旋する

  • 足は後ろ(かかと側)に荷重がかかると、外側へ回旋する

S様の場合、常に前荷重で足を使っていたことが
足の骨格を崩すことに繋がり、結果、いろいろな症状をすべてを同時に引き起こしていました。


最初に行ったのは「足を鍛える」ことではありません

私たちが最初に行ったのは、筋トレでもストレッチでもありません。

「足の骨格がどう動くのかを、身体で理解してもらうこと」
これが最優先です。

これは足の専門機関でも重視されている
👉 足の構造理解(足学)+動作学
に基づくアプローチです。


仕事中でも無理なくできる「足の使い方」をシミュレーション

S様は介護職。
だからこそ、日常・仕事中に再現できなければ意味がありません。

  • 立ち上がり動作

  • 方向転換

  • 体重移動

  • 支える動作

すべてを介護現場を想定しながら再学習していきました。


2か月で起こった変化

まだ練習開始から約2か月ですが、

✔ 足の幅が明らかに変化
✔ 外反母趾の角度が改善方向へ
✔ 足圧画像でもアーチ形成が確認
✔ 扁平足が改善傾向

外反母趾

外反母趾の角度、足の幅が減っています!S様、すごい!!

外反母趾

まだ浮指が残っていますが、土踏まずが出来てきました!

「足の骨格を締めて使う」
ただそれだけで、足は正直に反応してくれます。


まとめ|「年齢」でも「仕事」でもなく、原因は使い方

扁平足も外反母趾も
あなたの頑張り不足ではありません。

原因は
👉 知らずに続けてきた「足の使い方」

知り、気づき、修正すれば
足は必ず応えてくれます。

S様、
これからも一緒に、確実に足を立て直していきましょう。





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