第499歩 右は治ったのに左だけ!?60代K様の変わらない左外反母趾が語る本当の理由とは?【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

右の外反母趾は良くなったが、左の外反母趾は変わらない! ? 60代女性K様のケースから
Q. なぜ、動作改善しても変わらない外反母趾があるの??
A. 片側の外反母趾は改善した一方、反対側の角度は大きく変わらない!今回のK様の理由として、左足の外脛骨という過剰骨が考えられます。ふくらはぎの筋肉がそこに付着して強く引っ張ることで足の骨格が広がり、長年かけて足の骨格が固まってしまっているためです。ただし、K様は歩き方・動作を改善されているため、今後は悪化せず、むしろ少しずつ良い方向に向かう可能性があります。右足は足の使い方を改善して、外反母趾の角度は減弱しています!

あなたもK様(左足)と同じタイプかも?
2つ以上当てはまれば、外脛骨・そして手強い外反母趾が起きている可能性が高いかもしれません!!
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□ ズバリ!ウチくるぶし前方(やや下)に凸の骨がある
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□ 後ろから足をみると、内側へ倒れている

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□ 反り腰と言われたことがある/心当たりがある
- □ 頭から突っ込むように歩いている
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□ 普段から急いでるの?と言われる
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□ 足裏のアーチ(土踏まず)がつかれやすい
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□ むくみや冷えで足が重い
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□ 肩こり・首こり・背中の張りがある
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□ マッサージ後すぐに戻ってしまう
60代女性K様のケース|外反母趾と土踏まずの痛みが悪化した理由
反り腰により重心がつま先側へ流れる姿勢
K様は立つだけで重心がつま先側へ流れる 強い反り腰姿勢 でした。
反り腰は以下の問題を誘発します。
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つま先側に体重が落ちる
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足指が浮きやすくなる(浮き指)
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土踏まずのアーチが潰れやすい
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外反母趾部分に荷重が集中する
これが炎症を悪化させ、痛みが増える原因となっていました。

足の圧力です。以前は土踏まずが低く、指が使えていないのがわかります。
歩き方は「ガンガン前に行く突進型歩行」
外反母趾悪化の代表例が 突進型歩行 です。
体重を前へ投げるように歩くため、
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足指が使っている気がするが、実は使えていない
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アーチが低下する
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足の骨格が外へ広がる
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親指付け根が常に押しつぶされる
という“悪化ループ”が完成します。
左足には外脛骨があり、骨が開きやすい構造
K様の右足には 外脛骨(がいけいこつ) がありました。
外脛骨は過剰骨で、後脛骨筋が付着するため、ふくらはぎの筋肉が強く緊張するとその骨を引っ張ります。
ここで重要なのは――
外反母趾の角度そのものは、改善が難しいケースも存在する という事実です。
K様の場合:
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右外反母趾は改善方向へ変化
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左外反母趾の角度は大きくは変わらなかった
という差異がありました。
これは 外脛骨+ふくらはぎの筋肉の牽引による長年の骨格固定 が影響していました。
つまり、
「骨が広がりやすい構造で、長期間その状態で固まっているため角度は大きく変わらないこともある」
ということです。
しかし、ここからが重要。
K様は “動作方法”を根本から改善されたため、角度が変わらなくてもこれ以上悪化することはないでしょう!!
痛みもなくなり、日常生活の負担は確実に軽減しています。
まとめ|角度が変わらない場合もあるが「痛み」は無くすことが可能、悪化は止められる
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角度が変わらなくても痛みは改善できる
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正しい使い方を身につければ悪化は止まる
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全身の不調も軽くなる
K様のように動作改善、ストレッチ、靴を意識するだけで “現実的で確実な変化” を得ることができます。
あなたの外反母趾の痛みも、姿勢と歩行から必ず変えられます。

実際の変わらない左外反母趾です。
次に痛みから解放されるのは、あなたの番かもしれませんよ!!

