第488歩 子どもが急に速く走れるようになった!? 縫工筋テーピングの“初速アップ効果”とは!?【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

太ももの「縫工筋」にテーピングをすると速く走れる?
結論:正しく縫工筋をサポートするテーピングを行うと、ダッシュの「初速」「地面の蹴り出し」が安定し、短距離の記録が伸びる可能性があります。

Q. 本当にテーピングだけで走りが変わるの?
A. 「筋肉の走行を補助する」「余計なブレを抑える」「股関節の動きを滑らかにする」ことで、特に成長期の子どもや競技者は体感的にも記録的にも変化しやすい傾向があります。
【概要】この記事でわかること
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縫工筋の位置と“走り”との関係
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なぜテーピングがスピード向上に寄与するのか
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足の専門家による実験データ
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ご家庭・部活で使える簡単セルフチェック
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子どもの足育・フォーム改善との関係性
(足の専門施設である「足のケアセンター船橋」と、国内最大級の足育情報サイト「足育総研」で取り扱われている知見をベースに構成)
【チェックリスト】あなたの走りにも当てはまる?
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□ スタートの一歩目が重い・遅い
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□ ダッシュで股関節の動きが硬く感じる
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□ 太ももの前側が張りやすい
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□ 膝が内側に入りやすい
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□ 走るフォームが左右でぶれる
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□ 子どもの走り方に“ぎこちなさ”がある
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□ 素早く動くと膝や股関節が疲れやすい
→1つでも当てはまる場合、縫工筋のサポート(テーピング)が走り改善につながる可能性があります。
縫工筋とは? ― 走りの“方向転換力”を司る重要筋
縫工筋は、骨盤の前面(上前腸骨棘)から脛骨の内側に伸びる細長い筋肉で、
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股関節の屈曲(脚を前に出す)
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外転(脚を外に開く)
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外旋(つま先を外にひねる)
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膝の屈曲
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膝の内旋
といった複数の動きを同時にコントロールしています。
つまり、縫工筋は短距離走・方向転換・ステップワークに直結する筋肉です。
足と体全体の連動を扱う専門機関では、縫工筋の機能低下は
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初速の遅れ
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腕振りとの連動不良
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膝のブレ
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脚の引き上げの弱さ
につながると報告されています。

【実験】縫工筋テーピングで走速度は変わるのか?
足の専門家の立場から、実際に中学ラグビー部(13歳男子)を対象に実験を行いました。
■環境(かなり走りにくい条件)
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距離:約40m弱(公園)
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地面:コンクリ+砂
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シューズ:一般的なasicsスニーカー
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風:無風
→競技用グラウンドではなく、あくまで“日常環境での再現性”を重視。
■結果
1本目:テーピングなし → 5秒36
2本目:両大腿の縫工筋にキネシオテープ貼付 → 5秒20
■本人の感想
「走りやすい」「脚が前に出しやすい」
この変化は、縫工筋の走行をテープで補助し、
“脚が外に流れず一直線に振り出せた”
ことが主な理由と考えられます。
特に成長期は股関節〜膝関節のコントロールが不安定になりやすく、
テーピングによって“動きの軌道が整う”効果は大きく現れます。
足の専門家の視点:なぜテーピングで速くなるのか?
1.股関節の屈曲がスムーズになる
脚がスッと前に出るため、初速が安定します。
2.膝が内側に入る“ニーイン”を抑制
膝のブレが減ることで 地面への力の伝達効率が上昇。
3.脚の引き上げ→接地までの運動が一直線化
“もも上げの軌道”が安定するとスピード維持がラクになります。
4.体幹~骨盤の連動が改善
縫工筋は骨盤に付着しているため、
脚の運びと体幹のぶれが減り、走りが安定。
足育分野でも、縫工筋は走るフォームの成長において重要視されています。
【まとめ】縫工筋テーピングは「走りの最初の一歩」を変えるかも
今回の結果はあくまで簡易的な条件下のものですが、
「記録の向上」「体感的な走りやすさ」
の両方が確認できました。
つまり、縫工筋が行う作用と同じトレーニングをすれば、記録が伸びるかも!?ということです!
股・膝関節の柔軟性、そして腿の前・外側の筋力トレーニングをすればいいかもしれません。
その上で、縫工筋を正しくサポートすることは 走りの大きな伸びしろ になるようです!
その様子をショート動画で公開中👉https://youtube.com/shorts/cvwnqz8072U?si=fYnSwOt_HOLPp9mE

