第472歩 親指拡げたら外反母趾は治る?いいえ、治りません!治りません!治りません!【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

QFA:外反母趾は「親指を広げる運動」で治るの?

A. 残念ながら、それでは治りません。治りません。治りません!!!絶対に治りません!!!!
両拇趾(親指)にゴムをひっかけて指を広げる、親指と人差し指の間にボールを挟む、テーピングで指を真っすぐにする――
こうした“表面的な矯正”では、外反母趾の根本原因である「足の骨格の崩れ」や「動作の歪み」は何一つ解決しないです。
外反母趾を本当に改善するには、“足の構造を立て直し”“正しい動きを再教育する”必要があります。

もう一度言います。外反母趾の親指引っ張って真っすぐにしても、絶対に治りません!!!!!!!断言します!!
外反母趾


外反母趾が治らない人に共通する「3つの勘違い」

① 指を広げれば治ると思っている

親指が内側に曲がっているから「広げればいい」と考えるのは大きな誤解です。動画などでも盛んにそれをお話しされる方がいるので、仕方ないとは思うのですが・・・。治りません。本当に治りません。治りませんよ!!長いことテーピングや装具で真っすぐにしたら、多少の時間はその位置をキープできると思います。でも要因に対してアクションしなければ、必然的に戻ります

外反母趾は“足のアーチ構造(横アーチ・内側縦アーチ)”の崩れによって、拇趾の付け根(中足骨)が外へ押し出されている状態。
つまり、指の問題ではなく「足の骨格全体」の問題なのです。

② テーピングやサポーターで“形だけ”整えようとする

一時的に見た目が真っすぐになっても、足の骨の動き方・支え方が変わらなければ、またすぐに戻ります
テープで引っ張るのは“結果を押さえ込むだけ”。根本原因である「足の機能不全」にはアプローチできません。
そりゃそうですよね??

③ 靴やインソールにも頼りましょう

外反母趾など足の変形は、足の靭帯が緩んで骨格が崩れた結果。自力で戻すための努力も必要だが、靴やインソールで足の骨を正しいところに促してあげることも必要です。


外反母趾改善の正しいステップとは?

① 足の構造を「再教育」する

まずは足の骨の配置・アーチ構造・荷重バランスを正しく戻すことが重要です。
足のケアセンター船橋では、「足学×動作分析×整体」という3メソッドで、足を正しい構造へ導きます。
これは筋トレではなく、「足の再学習」。脳と筋肉に“正しい動作パターン”を教え直す作業です。

難しそうに書きましたが、実際は超簡単にできます!!超簡単にできなければ、人は歩けません!!

② 歩き方の再構築

歩行の一歩ごとに、足の骨は複雑に動いています。
外反母趾の人はその動きがねじれ、母趾球に過剰な負担がかかっています。
正しい歩行とは、“かかと→小指のつけ根→親指の付け根”と重心が自然に移動する流れとよく言います。でも、そんなの考えて歩けますか??右足を出した時に右の骨盤を出して云々・・・そんなので歩けますか??

当センターではそれをシンプルに日常生活に落とし込んでいます。目指すは無意識で正しい歩行です。

③ 筋肉・靭帯の使い方を整える

足のアーチを支えるのは靭帯と筋肉。
運動が必要です。やっても全然変わらないですって!?よく考えてみましょう!!


【セルフチェックリスト】あなたの外反母趾はどの段階?

  • □ 親指の付け根が少し出ている

  • □ 足の裏が平べったく感じる

  • □ 指先で地面を押す感覚がない

  • □ 立っていると足が疲れやすい

  • □ 歩くと親指の付け根が痛い

  • □ 靴下の親指部分がすぐ破ける

3つ以上当てはまれば、すでに「足の構造崩壊」が始まっています。
この段階でゴム運動やテーピングをしたら、むしろ変形を進行させるリスクが高まりますよ!!


まとめ:外反母趾は「形」ではなく「使い方」を変えることでしか治らない

ゴムを引っかけたり、テープで引っ張ったり――
そんな小手先の対処では、足の構造は何ひとつ変わりません。

外反母趾は“動作の病”です。
「足を動かす仕組み」を正しく取り戻すことがまずは先決です。そしてそこからどれだけ元に戻せるか。それは努力次第です。あなたの足が「まだ間に合ううち」に、本当の改善法を選びましょう。






👣 専門監修:足のケアセンター船橋 柔道整復師 髙野篤史
この記事は、足専門整体「足のケアセンター船橋」が、臨床経験に基づいて作成しています。
専門的知見と実際の改善例をもとに、足の健康と歩行機能の向上をサポートしています。

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