第434 足の指の変形=全身トラブルの始まり!?ハンマー趾と体の驚きの関係性【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

ハンマー趾とは?足の指の変形が体全体に及ぼす影響と予防法

「足の親指以外の指が地面を掴むように曲がってきている…」「なんだか足の指先が地面に当たって痛い」
そんな悩みを抱えている方はいませんか?

実は、足の指の変形は珍しいものではなく、多くの人が自覚なく進行させています。変形の仕方によって呼び名が変わり、槌趾(つちゆび)、ハンマー趾、鉤爪趾(かぎづめゆび)、があります。槌趾の「槌(つち)」は小さなハンマー、ハンマー趾は大きなハンマーを意味しており、曲がり具合の程度の違いで区別されています。

足の指が曲がる原因は「靴」だけじゃない

足の指が変形するのは、サイズの合わない靴や、間違った歩き方によって起こります。それ以外にも以下のような要因が関係しています。

  • 糖尿病

  • 関節リウマチ

  • 脳性麻痺

  • 脳梗塞などの血管障害

槌趾・ハンマー趾が体に与える影響

足の指が曲がると、地面との接地面積が変わります。その結果、足の握力も落ち、全身のバランスに大きな影響が及びます。

体は無意識にそのバランスを調整しようとします。例えば、骨盤を前に突き出したり、首を前に出したりするのです。その結果、次のような症状につながることがあります。

  • 腰痛

  • 股関節痛

  • 首や肩のコリ

  • 背中の痛み

「ただ足の指が少し曲がっているだけ」と軽く考えてはいけません。足は体の土台であり、その土台が崩れれば必ず全身に影響が広がります。

予防のカギは

靴の正しい履き方

当センターでも繰り返し伝えられているのが「靴の履き方」の大切さです。どんなに良い靴を選んでも、履き方が間違っていれば足に大きな負担がかかってしまいます。

特に紐靴は、正しく履くことで足の安定性が増し、指の変形やトラブルの予防につながります。手順はとても簡単です。

  1. 靴を履いたら、かかとをトントンと地面に当て、かかとをしっかり合わせる。

  2. 膝を外側に開き、つま先をやや内側に向ける。

  3. その状態で、一番上の紐をギュッとしっかり結ぶ。

たったこれだけで、靴の中で足が前にずれるのを防ぎ、足の指への負担を大きく減らすことができます。

姿勢・歩き方

立っている時は足の前側に体重を載せない様にします。スネの下に重心を置くようにしましょう。歩く時は腿を挙げるようにします。
正しい姿勢の作り方です。まずは、こちらをやってみてください。正しい姿勢をしたら、キープしようとせずにリラックスしてください。

「足は健康の入り口」

当センターでは繰り返しお伝えているように、「足は健康の入り口」です。普段何気なく履いている靴や歩き方を見直すだけで、体の痛みや姿勢の崩れを防げることがあります。

あなたがもし、足の指の変形や、歩くときの違和感、腰や首の慢性的な痛みに悩んでいるなら、まずは自分の靴の履き方を見直してみてください。

今日からできる小さな工夫が、未来の大きな不調を防ぎます。


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