Endless 外反母趾~悪化の流れと対策ポイント~【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

夏の終わり・・・お盆が過ぎれば、あれよあれよと年末に向かっていきます。外反母趾も終わりがある?いえ、残念ながら親指だけでなく他のところへ影響しながら進行していきます。1日も早く足の使い方を変えて欲しいです。それが健康寿命を延ばす秘訣だからです。
外反母趾は本当に“Endless”?
「私の足はもう重度の外反母趾。ここまで曲がっているなら、もう悪化はしないですよね?」
そんなふうに思っていませんか?
答えは残念ながら 「NO」 です。
外反母趾は、放置してしまうとさらに進行する可能性が高いのです。
外反母趾が進行すると起こること
外反母趾が進むと、人差し指が少しずつ上に反り、その空いたスペースに親指が入り込みます。
結果、人差し指と親指が重なり、靴の中で指が擦れたり、歩くたびに痛みが出たりすることも。
一度ここまで進行すると、改善は非常に難しくなります。
さらに怖いのは、足の変形が足元だけにとどまらず、首・腰・膝といった全身の不調につながること。
足は体の土台であり、その崩れは姿勢やバランス、さらには日常動作にも影響します。
悪化の原因は「横アーチ」の崩れ
足の指の付け根には「横アーチ」と呼ばれるドーム状の構造があります。
これは、歩くときの衝撃を吸収し、体を支えるクッションの役割を果たします。
しかし、普段から横アーチを潰すような歩き方をしていると、次のような変化が起こります。
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土踏まずが低くなる
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足全体が平たくなる(開張足)👉コブラの頭のような形「コブラ足」になります
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外反母趾やタコ、ウオノメが悪化
加えて、地面を踏むときに「指の根本が下へ・指は上へ」という剪断力(せんだんりょく)が働き、人差し指が浮き始めます。
やがてその隙間に親指が入り込み、指同士が重なるという悪循環が完成します。
改善のために必要なのは「足の使い方改革」
多くの方は、外反母趾対策として装具やテーピングを使います。
確かに一時的には形が整いますが、それだけでは根本改善にはなりません。
なぜなら、歩き方や立ち方などの 動作パターン が変わらないからです。
足のケアセンターや足育(そくいく)の考え方では、
「特別な歩き方を新しく覚える」のではなく、
今の自分の歩き方をベースに、ちょっとしたコツを加えること を推奨しています。
足は“今”からでも変えられる
関節や筋肉は、動かしてあげることで柔らかさを保てます。
足指がスムーズに動くか、まずはセルフチェックをしてみましょう。
もし固さを感じたら、ストレッチや簡単なエクササイズから始めてください。
早く始めた人ほど、改善スピードも早くなります。
外反母趾は「もう手遅れ」と思っていても、動作や足の使い方を変えることで悪化を防ぎ、痛みや姿勢の改善につなげられます。
足はあなたの一生を支える土台。未来の健康のために、今日から一歩 踏み出しましょう。