「幅広甲高」の誤解・・・日本人の足はデリケート!?【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 千葉県 西船橋1分】
私たちの足は、日々の生活を支える大切な土台です。「日本人の足」・・・どんなイメージを思い浮かべますか?「幅広甲高」なイメージが強いですが、実際は「土踏まずが低くて扁平足ぎみ」「親指が曲がって外反母趾になっていることが多い」「足自体が小さい」のような足が多いです。日本人の足は、想像以上にデリケートな特徴を持っているのです。
日本人の足が抱える「デリケート」な特徴とは?
一般的に、欧米人には土踏まずが高い足の持ち主が多いとされています。しかし、彼らもまた、かかとの骨が内側に倒れやすいという特徴を持っています。かかとの骨が内側に倒れると、足の小さな骨も当然内側に流れていきます。内側には土踏まずがあるため、足の骨が土踏まずの方へとなだれ込む形になり、これが扁平足を引き起こします。さらに、指の骨が広がった結果、外反母趾に繋がることもあります。
「じゃあ、欧米人も扁平足や外反母趾が多いのか?」と疑問に思うかもしれません。しかし、実はそうではありません。欧米人は元々土踏まずがしっかりしているため、かかとの骨が内側へ倒れても、その影響を受けにくい傾向があるのです。
一方、私たち日本人はどうでしょうか?残念ながら、先述したように、かかとの骨が内側に倒れることで扁平足や外反母趾になりやすいという結果に直結してしまいます。
(足の骨は、人間の体の骨の約4分の1を占めるほどたくさんの小さな骨が集まって構成されています。足裏の土踏まず側に重心がかかると、足の骨全体が内側に回るような動きをします。これを回内足(かいないそく)と呼びます。回内足になると、本来アーチを形成している足の骨がバラけてしまい、土踏まずが下がってしまいます。足の指が拡がり(開帳足)、先端の指が内側に入ります。これが外反母趾です。)
さらに、日本人はO脚になりやすいという特徴もあります。O脚は膝への負担を増やし、膝の痛みに繋がりやすいことも指摘されています。これらもまた、かかとの骨の倒れ具合が大きく影響しているのです。
このことからも、いかにかかとの骨を倒さないようにすることが大切かがお分かりいただけるかと思います。かかとが倒れないように意識することは、足だけでなく、膝、股関節、腰、首といった全身のバランスを改善させ、体全体の不調の軽減にも繋がります。当「足のケアセンター」をご利用いただくお客様の中にも、足に注意を払うようになったことで体が楽になったという声が多数寄せられています。
あなたの靴選び、本当に合ってる?パンプスと足の健康
足の健康を守る上で最も手軽で効果的な予防策は、かかとがしっかりホールドされる靴を「きちんと」履くことです。しかし、ビジネスシーンなどで女性がよく履くパンプスは、この「かかとがホールドされる」という点において、真逆の構造をしていることが多いのが現状です。
パンプスはかかとがカパカパしやすく、さらにヒールが高いため、つま先(指の方)へ過度な圧力がかかります。足の構造上、重心が前に行くと足の骨は開いてしまいます。骨が開くと扁平足になりやすく、さらに外反母趾へと進行するリスクが高まります。
「じゃあ、パンプスはもう履けないの!?」と悲鳴が聞こえてきそうですね。ご安心ください。当センターでは、「この靴はダメです!」と一方的に禁止することはしておりません。代わりに、「この靴を履くのであれば、このようなことをしましょう」という具体的なアドバイスを提供しています。
世界に目を向けても異なる「足の構造」
同じアジア地域であっても、実は足の構造には微妙な違いがあります。例えば、足の横幅。一般的に、台湾の方は足がほっそりしていて、靴のサイズ表記でいう「E」が主流です。一方、韓国や日本は「2E」が主流とされています。
海外で靴を買う際には、この国ごとの足の構造の違いを理解しておくことが非常に重要です。たとえ足に特別な悩みがない方でも、ご自身の足に合った靴を選ぶことは、健康寿命を延ばすためにも不可欠です。
足の健康は、日々の生活の質を大きく左右します。ご自身の足のタイプを知り、正しい知識とケアを身につけることで、未来の生活はより快適で豊かなものになるでしょう。
ご自身の姿勢や足について知りたいな・・・という方はぜひ千葉県船橋市の当センターへいらしてください。外反母趾・内反小趾・たこ・ウオノメなど足でお悩みの方は足専門のトライアルコース2,980円でお試しいただけます。お気軽にお問合せください。美しい歩行も、日々の意識と少しのトレーニングで身につけることができます。