外反母趾と５本ゆび靴下の相性

５本ゆび靴下の良い所

５本指靴下は良いか、悪いか・・・結論から言うと、別に何履いてもいいんじゃないかと。その前にまずは靴の履き方や、姿勢・歩行、自身の足に触れるなど、靴下を脱いでも必要なところを始めよう！

 

５本ゆび靴下の良さそうなところを挙げてみる

１．足の指が動かしやすい
２．歩きやすい
３．体のバランスが取りやすい
４．力が入れやすく、踏ん張りやすい
５．蒸れにくい

 

５本ゆび靴下の悪い所

そもそも外反母趾の成り立ちは、足の指間が拡がった結果発生することが多い。５本指靴下は指の間に布が入る為、指を拡げるテンションがかかる。しかし普通の５本ゆび靴下であれば、拡げる力はそんなにない。だから正しい場所で立っていれば指が拡がった！なんてことはない。現に５本ゆび靴下を履いてから外反母趾が悪化しちゃったよ～！というのはきいたことがない。

 

でも残念ながら締め付けの強い、外反母趾矯正５本指靴下を履くと「ムム！」となります。なぜなら親指を強制的に真っすぐにするから。これは親指を直接拡げる行為となり、外反母趾は痛みを伴うこともある。無理やり形を整えることは、テーピングも装具もイエローカード。それを売りつけるのはレッドカード。それを買うときはクレジットカード・・・。

 

５本の足ゆびを動かそう

靴下に関係なく、足のゆびを動かすことはとても重要。足のゆびを動かさないと、どんどん動かなくなる。まずはグーチョキパー（チョキの動きは足に悪い！なんて言う人もいるが、ずっとやってるわけではないので大丈夫）をやってみよう。出来る人は意外と少ない。脳ミソから一番遠い足の指の命令系統は遮断されやすい。過疎地のバスの本数が、利用客の希望があるにも関わらず減らされるように足を動かすルートも気づくと遮断されている。それは足が弱るだけでなく、脳も弱ることにつながる。

５本ゆび靴下云々の前に、まずは足の指を動かそう！