第485歩 その状態で歩くのは本当に危険です~変形性足関節症×扁平足×ヘルニアS様の実例【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

QFA:左足の変形性足関節症・扁平足・浮指・腰椎ヘルニア…こんなに不調が重なっているのに歩いて大丈夫?
A. いいえ、そのままの状態で歩くのは“正直、危ない”です。
むしろ 「歩けば歩くほど悪化する」典型パターン に入っている可能性があります。

ただし――
正しい順番で体を整え、悪化させない動きを理解し、足と姿勢の構造を再構築できれば、歩いてはいけない状態から“歩いて改善できる身体”に変わります。
あなたが今つらいのは、決して「老化」ではありません
60代・学校勤務のS様(女性)は、
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変形性足関節症(左)
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両扁平足・浮指
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慢性的な浮腫
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下肢の筋肉痛
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X脚
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左腰ヘルニアに伴う下肢の神経症状(感覚鈍麻)
…と、典型的に「歩けなくなる寸前の状態」でした。
でも――
正しい順番でケアを積み上げた結果、1か月で歩行が安定し、痛み・感覚鈍麻が大幅に軽減。
あなたも、今の状態から必ず改善ラインに乗れます。
【チェックリスト】あなたは今、歩けなくなる“前兆サイン”が出ていませんか?
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☐ 足首が硬く、動かしにくい
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☐ 扁平足で足裏がベタッとつく
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☐ つまずきやすい(浮指の可能性)
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☐ 立ったままの仕事がつらい
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☐ 足が夕方ひどくむくむ
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☐ 腰のヘルニアがある(あった)
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☐ 歩くとふくらはぎがすぐ疲れる
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☐ 最近、歩くこと自体が「怖い・しんどい」
ひとつでも当てはまれば、S様と同じルートを辿っている可能性があるかもしれません!
なぜ痛みと不調が多い人ほど「歩くのが嫌」になってしまうのか
理由は非常にシンプルで、
足と体幹の構造が崩れているので、痛みや動作の減退を感じるから
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扁平足 → 足の骨格が潰れて衝撃吸収ゼロ
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浮指 → 指が使えず姿勢が不安定
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足関節症 → 足首の可動域が減り歩幅が小さくなる
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ヘルニア → 脚の感覚・筋力が低下
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X脚 → 膝のアライメントが崩れ負担増加
この状態で歩けば、誰でも痛くなります。
「歩けない → 運動量が減る → さらに筋力低下 → 痛み増加」
という悪循環に入ってしまうのです。
①まずは“腰椎ヘルニア”の悪化を止めなきゃ!!
ヘルニアは 脚を持ち上げる動作(股関節屈曲)で悪化する のが特徴。
そこで、S様にはまず
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痛みを悪化させる動きの把握
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症状を一時的に軽減できる“避難姿勢”の習得
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コルセットの正しい使用タイミング
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体幹の力で姿勢を支える練習
を行っていただきました。
※「普段からコルセット依存」はあまり良くありませんが、
痛い時・不安な時は必須 です。
②次に“足首の骨格”を締めて歩行の安定性をつくる
扁平足や浮指は「足の骨格がゆるみ、支えが弱い状態」。
ここに対して行うのは難しい技術ではありません。
●歩き始めだけ“重心を後ろ”にセットする
足病学では、歩行の最初の一歩が“カギ”です。
重心を後ろ(かかと寄り)に戻してから歩き出すだけで、
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足の骨格が締まり
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指が使えるようになり
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体幹で歩ける
この3つが一気にそろいます。
③体幹で歩けるようにする“動作訓練”
足の状態は“結果”。
歩いているのは 体幹(胴体) です。
体幹と骨盤の連動を回復させることで、
足に頼らない歩行=疲れにくい歩行 に変わります。
当センターで提唱している
「身体で歩く」という歩行メソッドも、
ここが根幹理論となっています。
④毎日、足首を“手で動かす”習慣
関節症の足首は「動かさなければ確実に固まる」ため、
S様には毎日、
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足首の前後
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内外
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ぐるりと回す動き
を“手を使って”行っていただきました。
これにより足首の可動域が維持され、
浮腫の悪化も防げます。
【結果】1か月で痛み・痺れが大幅に軽減
S様は、
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正しい歩行
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足に合う靴
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足首の自主トレ
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姿勢の見直し
を日常に落とし込んだことで、
1か月で歩行安定・神経症状の軽減を達成しました。
浮腫は残りやすいものの、
「歩けないかも」という不安は消え、
仕事も問題なく続けられています。
【結論】あなたも改善できます
今つらくても、重なった不調でも、
正しい順番で積み上げれば悪化を防げるはずです。
あなたの足も、まだ間に合うのではないでしょうか。

