第465歩「外反母趾って遺伝でしょ?」――いえ、原因の80%はあなたの歩き方!【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

QFA:外反母趾は遺伝じゃない? ― 間違いだらけの“原因と予防法”

Q. 外反母趾って、やっぱり遺伝するの?

A. 実は「外反母趾=遺伝」というのは半分正解で、半分間違いです。
外反母趾の“なりやすさ”は確かに遺伝的要素を持ちますが、「発症するかどうか」は生活習慣と歩き方で大きく変わります。つまり、外反母趾は「防げる遺伝」なのです。

外反母趾


外反母趾の真実 ― 原因の80%は“歩き方と靴”

外反母趾は「親指の角度が変形する病気」と思われがちですが、実際には足のアーチ(土踏まず)構造が崩れることで起こることが多いです。
足のケアセンター船橋では、長年の臨床データから次のような傾向が見られます。

  • 親指が「くの字」に曲がる前に、すでに足のアーチがつぶれている(潰れていない方もいます)

  • 小指側の筋肉が使えておらず、重心が内側に寄っている(これは本当に多いです!)

  • 合わない靴(特に幅が広すぎる靴・かかとが緩い靴)で歩いている(ほとんど!)

つまり、外反母趾の悪化で多い原因は「歩行と靴」です。
生まれつきの骨格よりも、日々の動作や姿勢のクセの方が、足の形を大きく変えていきます。


【チェックリスト】あなたの足、すでに危険サインかも?

以下の項目に3つ以上当てはまる人は、外反母趾予備軍の可能性があります👇

✅ 長時間立つと足の裏がだるい
✅ 親指の付け根が赤く腫れる
✅ 靴の内側だけがすり減る
✅ 土踏まずが平らに見える
✅ 足の指でグー・パーができない
✅ 親指より人差し指の方が長い
✅ ヒールやパンプスを履くことが多い

3項目以上該当する方は、足のアーチがすでに低下しているかもしれません。


外反母趾を悪化させる“3つのNG習慣”

  1. 「大きめの靴」を選ぶ
     足が痛いからといって大きめを履くと、靴の中で足が滑り、親指の付け根に過剰な圧力がかかります。

  2. 「親指で踏ん張る」歩き方
     親指だけで蹴り出すと、足が内側にねじれ、関節が変形していきます。

  3. 「歩幅が広い or 速い」
     足の骨格を崩す歩き方になります。


外反母趾予防のポイント5選

  1. かかとがしっかり固定された靴を選ぶ

  2. 足の幅(ワイズ)を正確に測る

  3. 立っている時は親指だけでなく“足の外側”も意識してみよう(歩き始めたら気にせず)

  4. 1拍おいてから歩き出す

  5. 急がない


【まとめ】遺伝より“生活習慣”がすべてを決める

外反母趾は「体質」ではなく「習慣病」です。
親から形を受け継いでも、正しい足の使い方と靴選びでいくらでも改善・予防できます。
痛みが出てからではなく、足の形が変わる前に動き出すことが最も大切です。

「歩き方を変える=人生が変わる」
あなたの足も、今日から変わりますよ!いえ、変えましょう!!






👣 専門監修:足のケアセンター船橋 柔道整復師 髙野篤史
この記事は、足専門整体「足のケアセンター船橋」が、臨床経験に基づいて作成しています。
専門的知見と実際の改善例をもとに、足の健康と歩行機能の向上をサポートしています。

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