第462歩 「ただの扁平足だったのに…」放置で足首が変形・可動域ゼロになるまでの現実【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

QFA:扁平足を放置するとどうなるの? ― 足首が変形し、固まってしまう前に知っておきたいこと


Q. 扁平足を放っておくと、どうなってしまうの?

A. 扁平足は「土踏まずがつぶれているだけ」と思われがちですが、放置すると足首の関節がねじれ続けている為、その状態で固まってしまい、最終的には可動域が制限されてしまうことがあります。
その結果、足首が固まり、歩行や階段の昇降、しゃがむ動作など、日常生活そのものに支障が出るケースも少なくありません。

外反母趾

当センターに通われる50代 N様の実例です。最初は扁平足・外反母趾のお悩みでしたが、時間の経過とともに足首が硬くなってきてしまったとのことです。いまはこれ以上悪化しないよう、足の使い方を勉強して歩行練習をされています。


扁平足にみられる「足首の変形」とは?

扁平足の段階では、「疲れやすい」「長く歩くと痛い」といった軽い症状が中心です。
それだけならまだ良いのですが、後ろからみた時に、内くるぶしが地面の方へ落ちている場合は黄色信号です。足自体が内側に回転している状態です。
足が内側へ回転しているので、過剰回内(かじょうかいない)と呼ばれています。これが原因となります


過剰回内による症状は?

  • 足首の内側(内くるぶし下)が痛い(外側も角度がつくと痛み出します)

  • ふくらはぎが張る(ふくらはぎの筋肉が足の方へ引っ張られます。足首のあたりで炎症が起こると、後脛骨筋機能障害といって歩行するのも大変になります)

  • 靴の内側ばかりすり減る(内側にガッチリ体重が載りますので、そうなります)

  • 外反母趾が強くなる

  • たこ、ウオノメが増える

などなど・・・いろいろな症状が現れる可能性があります。

そのまま生活を続けると、骨と骨の関係が崩れたまま固まってしまい、「関節の固まり=可動域制限」へと進行してしまうのです。これは単なる「足の問題」ではありません。全身の動作が制限され、生活の質(QOL)が下がる重大な問題なのです。


あなたの足首、大丈夫? ― 簡単チェックリスト

次の項目に1つでも当てはまる方は、足首の可動域制限の前兆かもしれません。

✅ 足首を回すとゴリゴリ音がする
✅ しゃがむときにかかとが浮く
✅ 靴の内側だけがすり減る
✅ ふくらはぎが常に張っている
✅ 長く歩くと足裏やスネが痛くなる
✅ 足首を動かすと痛みや違和感がある

チェックが2つ以上あり、年齢が50歳を越えていれば足のアーチ機能がすでに崩れている可能性があります。


専門的な「足のケア」で改善できる可能性

ここで希望の光となるのが、足の動きを根本から見直す「足のケア(足育)」です。
当「足のケアセンター船橋」では、

  • 足のアーチ再形成

  • 足首可動域改善

  • 正しい立ち方・歩き方の再教育
    を通じて、硬くなった足を動かすサポートを行っています。
    (関節が完全に固まると治りませんが、放置は悪化してQOL(生活の質)が下がります。悪化防止、もしくは少しでも改善するよう努力することが健康寿命を延ばすためにも必要です)

単なるマッサージやストレッチではなく、
「動作」「足学」「整体」を組み合わせた三位一体のアプローチが特徴です。


扁平足は、放置して治ることはありません。
しかし、早期に「足の構造と使い方」を見直せば、
可動域の低下や足首の変形を食い止めることができます。


🌿 まとめ:放置ではなく「今」見直すことが大切

  • 扁平足は放っておくと足首が変形・固まる

  • 可動域制限により、生活の動作が困難になる

  • 足のケア・足育で根本改善は可能

あなたの足は、まだ間に合います。
「もう動かない」と諦める前に、まずは自分でできることから始めましょう。まずはセルフマッサージ、ストレッチ。
そして動作を学びましょう!
それが“生涯、自分の足で歩く”ための第一歩です。






👣 専門監修:足のケアセンター船橋 柔道整復師 髙野篤史
この記事は、足専門整体「足のケアセンター船橋」が、臨床経験に基づいて作成しています。
専門的知見と実際の改善例をもとに、足の健康と歩行機能の向上をサポートしています。

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