第422歩 足育のプロ直伝!大人も上履き選びは慎重に!【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

職場で靴を履き替えている方、多いと思います。仕事中ということは、結構長い時間ですよね・・・。その靴は足にどうでしょう!?履きやすいから良い靴、というわけではありません!足だけでなくヒザ・腰・肩が痛い!という方は見直してみてください👣
成長期の子どもと働く大人に共通する「上履き選び」の重要性
学校に通うお子さん、あるいは仕事場で一日中上履きを履いて過ごす大人のみなさん。実は「上履きの選び方」が、足の健康はもちろん、姿勢や集中力、さらには全身の不調にまで関わっていることをご存じでしょうか。
「上履き」と聞くと「ただの室内履き」と思う方も多いですが、学校生活では平均6時間以上、大人でも職場によっては8時間以上履き続けることになります。その時間、足に合わない上履きを使っていると、扁平足や外反母趾、姿勢の崩れ、腰痛や肩こりなど、将来的なトラブルを招きかねません。これは「足育(そくいく)」という考え方でも強く指摘されており、大人も例外ではありません!!
なぜ上履き選びが大切なのか?
足は「体の土台」です。建物の基礎が不安定だと上に建つ構造が傾くように、足が崩れると全身のバランスが乱れます。特に成長期の子どもは足のアーチ(土踏まず)が育つ大切な時期。足育の研究では、適切な靴環境が整わないと扁平足やO脚・X脚のリスクが高まると報告されています。
また、大人でも同じです。長時間の立ち仕事やデスクワークで上履きが合わなければ、足のむくみ、だるさ、肩こりや腰痛につながります。足は「第2の心臓」とも呼ばれ、ふくらはぎの筋肉がポンプのように血流を促す役割を担っています。足が不安定になれば、この循環機能が落ち、疲労や集中力低下まで引き起こすのです。
正しい上履き選びのポイント
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かかとがしっかり固定できること
スリッパタイプのように脱げやすいものはNG。かかとを包み込むカップがしっかりしているかを確認しましょう。 -
つま先に適度なゆとりがあること
実寸+0.5cmを目安に、足指が自由に動かせる余裕が大切です。 -
靴底が適度に曲がること
柔らかすぎると安定性がなく、硬すぎても歩きにくい。足の曲がる位置(母趾球のあたり)で自然に曲がるかチェックしましょう。 -
通気性の良い素材であること
一日中履くものだからこそ、蒸れにくさは重要。汗による不快感や雑菌の繁殖を防ぎます。 -
足幅(ワイズ)に合ったサイズを選ぶこと
最近は子ども用でも幅広・細身など足型に合わせたラインナップが増えています。大人用でも、足幅を無視すると痛みやタコ、外反母趾のリスクが高まります。
よくあるNGな選び方
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成長を見越して「大きめサイズ」を買う
→ 足が靴の中で動きすぎ、アーチ形成を妨げます。 -
キャラクターやデザインだけで選ぶ
→ 足型に合わず、痛みや変形につながります。 -
おさがりを使う
→ 前の使用者の足癖が残り、正しい歩行を阻害します。
子どもも大人も「足チェック」を
私たちの足は3〜4カ月で状態が変わることがあります。子どもであれば成長に伴うサイズアップ、大人であれば体重変化や生活習慣で足幅やアーチが変わるのです。だからこそ、定期的に足の状態をチェックすることが大切です。
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足の裏にタコやマメが増えていないか
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靴下の減り方に左右差がないか
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歩き方に違和感が出ていないか
こうしたサインを見逃さないことが、将来の健康につながります。
まとめ
上履きは「ただの履物」ではありません。子どもにとっては成長期の足を守り、大人にとっては毎日の健康と集中力を支える重要なパートナーです。
✅ かかとの固定と足幅に合ったサイズを重視する
✅ 成長や体調に合わせて3〜4カ月ごとに足をチェックする
✅ デザインよりも「足に合うかどうか」で選ぶ
今日履いている上履きは、本当にあなたの足を支えていますか?
小さな一歩の見直しが、未来の大きな健康の差につながります。