第489歩「その足裏のズキッ…中足骨骨頭痛だったのか!!」 多くの人が知らない“第2趾の浮き趾”との関係【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

QFA:中足骨骨頭痛は「足の使い方」を変えないと再発する?  調理場勤務A様の改善例からわかる“根本原因”

外反母趾

Q. 中足骨骨頭痛(足裏のつけ根の痛み)は、マッサージだけでは治らないって本当?

A. はい。本当です。
特に調理場や立ち仕事の方は、足のアーチの崩れ、崩れたところを荷重をかけた接地によって悪化することが非常に多く、足そのものの構造を理解しつつ、使い方を改善しなければ再発します。
本記事では、A様の改善例を通して“確実に治すためのプロセス”をわかりやすく解説します。


この記事の概要(最初にサクッと理解)

  • 中足骨骨頭痛の大半は横アーチの低下足指の浮きが原因

  • 特に第2趾(人差し指)が浮くと、足裏の一点に負荷が集中する

  • 放置するとお尻や腰など、全身の痛みにつながる(足元が崩れて体幹がアンバランスとなる

  • 改善には「歩き方」「仕事などの動作」「靴の履き方」「ストレッチ」が必須

  • 正しいケアを続けると 約3か月で痛みゼロも十分可能


チェックリスト|あなたもA様と同じ状態かも?

  • 歩くと足のつけ根(第2趾の付け根)がズキッとする

  • 立ち仕事が続くと足裏の前方がジンジンする

  • 足の人差し指(第2趾)が少し浮いている

  • スニーカーのつま先が窮屈に感じる

  • ペタペタ歩く

  • お尻(特に片側)に“動き出しの痛み”がある

  • 外反母趾が気になり始めている

→ 1つでも当てはまれば、「横アーチ低下タイプ」の可能性大です。


A様のケース概要|調理場の立ち仕事 × 横アーチ低下

A様は調理場で長時間立ち続けるお仕事。
来院時の主訴は 左足の中足骨骨頭痛(第2趾の腹部分の強い痛み) でした。骨の頭部分に強い圧力がかかり続け、炎症を起こしてしまうものです。骨で炎症が起きていますので、歩くと当然痛いです。

■ 観察でわかった根本原因

  • 横アーチの低下(足裏の前側がつぶれている)

  • 第2趾が浮いている(浮趾)

  • 左足の接地が安定していない

  • その代償として 右臀部に動作開始時の痛みが出ている

つまり、足の機能低下が原因で 身体全体のバランスが乱れ、二次痛が出ている状態 でした。


なぜ「足の痛み」が右のお尻まで飛び火するのか?

当センターで重要視するのは、
「足は身体の土台であり、使い方のクセは必ず全身に連鎖する」という原則。

A様の場合、

  1. 左足でしっかり地面をつかめない

  2. 身体が無意識に“右足で支えよう”とする

  3. 負担が右臀部の筋肉へ集中

  4. 動作開始時に「ズキッ」と痛みが出る

という典型的な連鎖反応が起きていました。

足だけではなく、お尻も痛むのは“当然”の状態だったのです。


改善のために行ったこと(A様と取り組んだ3つの軸)

①歩行指導(正しい接地と足指の使い方)

②調理場での“立ち方・踏ん張り方”の改善

調理場は動作が単調になりやすく、片足重心がクセになりやすい環境です。

③靴の履き方改善


結果|約3か月で痛みゼロ。その後は外反母趾の改善へ

A様は、

  • 歩き方

  • 立ち方

  • 靴の履き方

  • アーチケア

この4つを習慣化したことで、
約3か月で中足骨骨頭痛は完全に消失。

現在は次のステップとして、
外反母趾改善 に取り組まれています。

足の使い方が変わると、
痛みの再発はもちろん、指の変形も改善しやすくなります。

 

外反母趾

現在は外反母趾に焦点を当てて、日々トレーニング中です

 

 






👣 専門監修:足のケアセンター船橋 柔道整復師 髙野篤史
この記事は、足専門整体「足のケアセンター船橋」が、臨床経験に基づいて作成しています。
専門的知見と実際の改善例をもとに、足の健康と歩行機能の向上をサポートしています。

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