第468歩「外反母趾になりやすい人って、どんな足?」日本人女性に多い“開張足”の正体を専門家が解説【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

QFA:外反母趾になりやすい人・なりにくい人 ― 原因は「動作」と「足の構造」にあった!
Q. 同じように歩いているのに、外反母趾になる人とならない人がいるのはなぜ?
A. 原因は「足の構造」と「靭帯の強さ」、そして「歩き方」にあります。
日本人女性に特に多い“足の甲が低くて薄い”タイプは、もともと足の骨が横に広がりやすく、「開張足(かいちょうそく)」になりやすい構造をしています。
開張足は足のアーチが崩れた状態、結果的に外反母趾・浮き指・モートン病・タコ・魚の目などのトラブルへとつながりやすくなります。

【概要】
外反母趾は「靴」や「遺伝」だけが原因ではありません。
実は、足の構造的な弱さ(靭帯のゆるみや骨の開き)+誤った歩き方が組み合わさることで起こります。
同じ生活をしていても外反母趾になる人とならない人がいるのは、その“足の耐久力”や“支える筋肉の働き”が違うからです。
本記事では、
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外反母趾になりやすい人の特徴
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開張足のチェックリスト
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予防・改善に必要な「足トレ」
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専門家が教える“動作の見直しポイント”
を徹底解説します。
<h2>外反母趾になりやすい人の特徴とは?</h2>
日本人の多く、とくに女性に共通する足の特徴は「甲が低くて薄い」こと。
このタイプは、足の横アーチ(足の甲を構成する骨、中足骨の並び)を支える靭帯が弱く、足が横方向に広がりやすい構造をしています。
この状態を「開張足」と呼び、これが外反母趾の“入口”です。
開張足が進行すると、親指の付け根(母趾MTP関節)が外側に押し出され、骨のねじれによる変形、当たった場所は炎症が起こり、圧迫された神経による痛みが生じます。
外反母趾を招く代表的な要因
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靴のサイズが合っていない(小さい・大きいどちらもNG)
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歩くときに足指を使えていない(浮き指)
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長時間の立ち仕事やヒールでの前重心姿勢
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足の靭帯が生まれつき柔らかい(関節過可動タイプ)
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足の筋肉が弱く、アーチを支えられない
- 土踏まずを潰して歩いている
<h2>【セルフチェック】あなたの足、開張足かも?</h2>
下のチェックリストに2つ以上当てはまる場合、すでに開張足または外反母趾の予備軍かもしれません。
✅ 靴の中で足が前に滑る感じがする
✅ 親指の付け根(内側)が痛い・赤い
✅ 足の人差し指が地面に着いていない
✅ タコ・魚の目が足裏の中央にできやすい
✅ 靴の先が広がるように変形している
✅ 足の指を上手く握れない(グーができない)
✅ ペタペタと音を立てて歩いてしまう
ひとつでも当てはまれば、足のアーチがすでに崩れ始めている可能性があります。
<h2>外反母趾にならない人の“足の秘密”</h2>
同じ靴を履き、同じ歩き方をしていても、外反母趾にならない人がいます。
その違いは、「足の靭帯の強さ」や「骨の安定性」にあります。
靭帯がしっかりしていると、歩行の衝撃を吸収しても骨が同志が拡がっても、戻る力があります。
また、足裏の筋肉(足底筋群)が強い人は、自然と足のアーチを支え続けられるため、外反母趾やタコができにくいのです。
足の靭帯が弱くても、靴をベストサイズで正しい履き方をしている方は、それが足が崩れるのを防いでいます。
<h2>外反母趾を防ぐために必要なのは「歩行練習+足トレ」</h2>
外反母趾を改善したい時は、歩行フォームを見直すだけでなく、足の筋トレ(足育)が欠かせません。
足のケアセンター船橋(足のケアセンター公式サイト参照)では、
「動作×足学×整体」という三位一体のアプローチで、外反母趾の根本改善を行っています。
動作が原因なのか、筋力が問題なのかで、トレーニング方法も変わってきます。
<h2>足の構造を理解して「外反母趾を作らない歩き方」を</h2>
歩行は「足の構造」に支えられています。
しかし、多くの人は正しい歩行動作を知らず、毎日“足を壊す歩き方”をしています。
当足のケアセンター船橋では、動作解析を通して
「なぜその方が外反母趾になったのか」
を明確にし、歩き方・姿勢・靴選びまでを個別に指導します。
正しい知識と動作の再教育(足育)こそが、外反母趾を再発させない最大のポイントです。
<h2>まとめ:あなたの足は変えられる</h2>
外反母趾になりやすい人には、明確な特徴があります。
それは「靭帯のゆるみ」「足の筋力不足」「間違った歩き方」。
でも、それは「努力しても無理」ではありません。
足の構造を理解し、正しい筋トレと動作改善を行えば、
誰でも“崩れない足”を作り直すことができます。
足の不調を放置せず、「今日から足育」を始めましょう。
足が変われば、身体全体が変わります。

