第435歩 足裏の疲労解放!足を知り、靴とインソールにも頼ってみよう【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

「歩くとすぐ足がだるくなる」「立ち仕事の帰りは足がパンパン」そんな経験はありませんか?
実例です。60代 女性 毎日8時間×5日 調理業務。合わないコックシューズで数年、数多いオーダーをさばいています。仕事が終わると歩くのがやっと。以前よりも外反母趾が強くなり親指は亜脱臼している状態。親指自体も痛いが、土踏まずにも痛みがあり、扁平足となっている。ふくらはぎや太もももパンパン・・・。足が痛いから仕事の後はガバガバの靴を履いているとのこと。マッサージや病院に行っても症状が変わらず、いろいろ試したのですが、結局どれも根本的な足の改善に至らずに悪化してしまったのです。なんとかしたいとのことで当センターでご依頼を受けました。
足の仕組みを知っていただければ、もっと早く悪化を防げたのですが・・・。ご依頼を受けて1か月、痛みは収まりつつあります。しかし大きく変形してしまった足はなかなか改善がみられません。
毎日当たり前に使っている足ですが、実はとても繊細で、ちょっとした足の使い方で疲れ方、そして今後のお身体が大きく変わってきます。今回は、足が崩れないよう、そして足の疲れをやわらげるために知っておきたい「足元の安定性」について、わかりやすくお伝えします。
足の健康は体全体の健康につながる
当センターでも毎日お伝えているように、足は体の土台です。足元が安定すると、姿勢も整い、腰や膝の痛みも出にくくなります。靴やインソールに頼るだけではなく、そもそもの足の仕組みを知ってうまくお仕事で使ってみましょう。立位が多い方や、物を持ち上げる時など、こちらの動画を参考にしてみてください。足を上手に使うことで、足も崩れず、体幹も整いますよ!動く時は、まず正しい姿勢を取る。そして歩き出したらリラックスして、太ももをやや上げるように歩いてみましょう。
砂浜でのスポーツと足の疲れ
ビーチバレーやビーチサッカーを想像してみてください。観ている分には楽しいスポーツですが、実際プレイする選手は普通のグラウンドよりずっと体力を使うのはご存じですよね。その理由は「砂」にあります。サラサラとした砂は足をとらえ、思った通りに動けなくなるため、体幹や脚の筋肉に余分な力を使うことになり、あっという間に疲れてしまうのです。
実はこの「砂浜の不安定さ」に似たことが、日常生活の中でも起こっています。それが、足の骨を崩した状態、そして柔らかすぎる靴やインソールを使ったときです。ふわふわした足元は一見気持ち良さそうですが、体はバランスを取ろうと働き続けるため、知らず知らずのうちに疲れをためてしまいます。
足に必要なのは“気持ちよさ”より“安定感”
「足が疲れるから柔らかいジェルインソールを入れている」という方も多いと思います。たしかに、最初はクッションが心地よく感じるかもしれません。でも長時間歩くと、砂浜を歩いているように不安定になり、余計に疲れてしまうことも。
思い出してみてください。砂浜の中でも一番歩きやすいのは、水際の硬い砂ではないでしょうか? 靴の中でも同じことが起こっていて、足元がしっかりしているほうが体は楽に動けるのです。
足を守るものはみんな“しっかり硬い”
頭を守るヘルメットや、転倒から守るプロテクター、スキーのときに足首を守るスキーブーツ。どれも硬い素材でできています。柔らかすぎると衝撃から守れないからです。実は足も同じで、外からの衝撃を守る大切な役割を持っています。だからこそ靴やインソールも、ある程度の硬さと安定感が必要なのです。足の骨格も正しく使うと、着地でクッションを効かせて、それ以外はしっかり締まります。
靴・インソール選びのポイント
それでも足が疲れるときは、靴とインソール選びです。次の点を意識してみてください。
- 底がしっかりしていること
柔らかすぎると足がぐらつきやすくなります。 - かかとがきちんと固定されていること
歩くときに安定し、足首や膝への負担を減らせます。 - 靴のサイズが、適切なこと
靴屋さんで採寸してもらいましょう👣
この3つを意識するだけでも、日常の歩きやすさは大きく変わります。
足の健康は体全体の健康につながる
当センターでも毎日お伝えているように、足は体の土台です。足元が安定すると、姿勢も整い、腰や膝の痛みも出にくくなります。靴やインソールに頼るだけではなく、そもそもの足の仕組みを知ってうまくお仕事で使ってみましょう。立位が多い方や、物を持ち上げる時など、こちらの動画を参考にしてみてください。足を上手に使うことで、足も崩れず、体幹も整いますよ!動く時は、まず正しい姿勢を取る。そして歩き出したらリラックスして、太ももをやや上げるように歩いてみましょう。
Q&A
Q: 足の疲れが強く、立ち仕事の後に歩くのもつらい場合、どんな対策が有効ですか?
A: 足は内側(土踏まず)を潰す骨格が崩れます。そしてスネの下に重心を置くと足の骨格は締まります。立っている時はこちらを意識しましょう。動く時は、まず正しい姿勢を取る。そして歩き出したらリラックスして、太ももをやや上げるように歩いてみましょう。
それでも追いつかない時は、靴とインソールの見直しが大切です。柔らかすぎる靴やジェルインソールは、砂浜のように不安定な環境をつくり出し、かえって足や体を疲れさせてしまいます。かかとをしっかり固定し、土踏まずを支える硬めの靴やインソールを選ぶことで、足元が安定し、疲労を軽減できます。また、適切なサイズの靴を履くことも必須です。さらに、足裏のアーチを保つエクササイズや正しい歩き方を身につけることで、長期的な改善につながります。