第428歩 ブーツ好きなら知っておきたい!足トラブルを招く“摩擦地獄”の正体【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

外反母趾

ブーツの季節は足トラブルに要注意!外反母趾やタコを悪化させないためにできること

秋冬はブーツを身につける季節。街を歩けば、ロングブーツやショートブーツ、サイドゴアやボア付きなど、さまざまなおしゃれブーツが並びます。
しかしこの季節、外反母趾・内反小趾、タコやウオノメなど足の変形や痛みに悩む人にとって、ブーツは要注意アイテムです。実は、スニーカーとは決定的に違うリスクがあるのをご存じですか?


ブーツは「足の形に添わない」靴

スニーカーは素材が柔らかく、履いているうちに足の形に沿って馴染みやすい靴です。
一方、ブーツは革や合皮など硬い素材で作られており、足の形に合わせて変形しにくい特徴があります。
そのため、外反母趾や内反小趾などで足に出っ張りがある場合、その凸部が直接ブーツに当たりやすくなります。

たとえば、外反母趾で親指の付け根が出っ張っていると、ブーツの内側に擦れ、赤くなったり痛みが出たりします。これが摩擦地獄!!こうなってしまうと、何をやっても痛いです。
さらに、長靴やレインブーツも同様で、足の形を選ばず履ける分、足を固定する力が弱く靴の中で足が動きやすいのが特徴です。


足が動く→摩擦→変形の悪循環

ブーツや長靴は足を包み込む形ですが、実は靴の中で足が微妙に滑って動いていることが多いのです。
足が動くと摩擦が生じ、タコやウオノメの原因となるだけでなく、外反母趾や内反小趾といった足の変形を進行させるリスクが高まります。

特に、外反母趾で親指の付け根が当たる、内反小趾で小指の側面が擦れるといったケースは要注意。
ブーツの中で足が前滑りすれば、つま先側に荷重がかかり、足指が押しつぶされることで関節の変形が進む可能性があります。


「正しい足の使い方」が悪化防止のカギ

では、ブーツをあきらめるしかないのでしょうか?
答えはNO。大切なのは、ブーツを履くときも正しい足の使い方を身につけることです。

ポイントは、

  1. 立っている時は、スネの下に重心を意識する
    足の骨がしっかり締まる位置に体重を乗せ、スネの下に重心を置くことで、足指が地面に接地して本来の機能が発揮されます。

  2. 腿を少しだけ挙げるように歩く
    脚で歩くのではなく、身体で歩くことによって足を潰さず歩くことが可能です。

  3. サイズと履き方の見直し
    ブーツの中で足のどこかが当たる・・・、足が動く・・・、などの場合はブーツの履き方・靴下で調整しましょう!


「ブーツとスニーカー」を履き分けるメリハリが必要

たとえ正しい足の使い方をしていても、毎日ブーツばかりでは足に負担がかかります。特に足を改善させたい、という時はブーツだけでは絶対に改善しません。硬いブーツは足の動きを制限しやすく、足の関節や筋肉が十分に使われないため、血流が悪くなり冷えやむくみの原因にも。

一方で、スニーカーは足の形に馴染みやすく、関節が動きやすい靴です。
ブーツの合間にスニーカーや柔らかい靴を取り入れることで、足への負担を分散させ、変形や痛みを防ぐことができます。
「今日はブーツ」「明日はスニーカー」と、天気や服装、オフの日に履き分けるメリハリこそが、足を守る最大のポイントです。


足育(そくいく)の視点で足を守る

最近注目されている「足育(そくいく)」では、子どもから大人まで足を育てる習慣づくりを提案しています。
ブーツを履く機会が増える季節こそ、足育的視点で足の機能を保つことが大切です。
・足指をしっかり使うためのストレッチ
・靴下選びや靴紐の結び方の工夫
・スネの下を意識した立ち方、少しだけ腿を挙げるよう意識した歩き方

これらを日常に取り入れるだけで、外反母趾やタコ、慢性的な腰痛や膝痛のリスクを大幅に減らすことができます。


まとめ:おしゃれを楽しみながら足を守る

ブーツは秋冬ファッションに欠かせないアイテム。
しかしその一方で、外反母趾・内反小趾・タコ・ウオノメなど足トラブルを悪化させやすい靴でもあります。

大切なのは、

  • 正しい足の使い方

  • スニーカーとの履き分け

  • 専門家による足のチェック

これらを意識することで、ブーツを楽しみながらも足を守ることができます。

「ブーツは好きだけど足が痛い…」
「外反母趾が進んでしまうのが不安…」
そんな方こそ、足を知り、育てるケアを始めてみませんか?
おしゃれと健康を両立させて、足から全身の未来を守りましょう。次の夏、サンダルが履けるようこの秋冬も足活しましょう!!


 




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