第411歩 サンダルの季節が終わったら要注意!足を守る靴下選び完全ガイド【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

外反母趾

靴下選びで足の健康が変わる?正しいサイズと選び方のポイント

季節は巡り、サンダルの時期が終わると、いよいよ靴下の出番がやってきます。皆さんは普段、どのように靴下を選んでいますか?実は、靴下のサイズや形は「ただの消耗品」と思われがちですが、外反母趾・扁平足・タコや魚の目といった足のトラブルに大きく関わっているのです。私自身も「靴下なんて何でも同じ」と考えていた時期がありましたが、実際に足のケアを学んでいくと、その重要性に驚かされました。

小さすぎる靴下の落とし穴

まず注意したいのは、小さすぎる靴下。靴下の先端がきつすぎると、指先が圧迫されて丸まってしまいます。すると、足の本来の機能である「指で踏ん張る力」が弱くなり、歩き方まで崩れてしまうのです。その積み重ねが、外反母趾や内反小趾、巻き爪といったトラブルにつながることもあります。

大きすぎる靴下も要注意

一方で、大きすぎる靴下も問題です。余った生地が靴の中でたるみ、足がズレて不安定になります。結果、靴擦れや疲れやすさを招き、姿勢や歩き方にも悪影響を及ぼします。つまり靴と同じように、靴下も「ジャストサイズ」が大切なのです。

靴下サイズの選び方のコツ

とはいえ、市販の靴下は「23~25cm」や「25~27cm」といった幅広い表記がほとんど。実寸ピッタリを探すのは難しいですよね。そこで参考になるのが、足育研究会・靴のプロ藤井先生のコラム(足育研究会コラム)です。

藤井先生が紹介している方法はとても簡単。

  1. 軽く握りこぶしを作る。

  2. 靴下の足の部分をくるりと巻きつける。

  3. その時、靴下が「指1本分」ほど重なればジャストサイズ。

たったこれだけで、サイズ感の目安がわかるのです。実際に私もやってみましたが「なるほど!」と納得しました。試着ができない靴下選びに、とても役立つ知恵です。

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千葉

5本指靴下は誰にでも良い?

最近は健康志向から5本指靴下を選ぶ方も増えています。確かに指を広げて動かせる点は魅力的ですが、外反母趾や内反小趾で悩んでいる方には注意が必要です。一般的な5本指靴下は、かえって足のアーチや指の並びに負担をかける場合もあるのです。ただし、足育研究会が紹介しているように「科学的根拠に基づいて開発された5本指靴下」も存在します。そうした信頼できる靴下なら、足のリハビリや機能改善に役立つケースもありますので、しっかりと情報を確認してから選ぶと安心です。

靴下だけで足は良くならない

ここで大切なのは「靴下だけで足の健康は守れない」ということ。靴選びはもちろん、正しい歩き方・姿勢・足の使い方を学ぶことが、根本的な改善につながります。当センターでは、外反母趾や扁平足の方へ向けて「足ケア3メソッド(整体・足学・動作改善)」を用いたサポートを行っています。靴下や靴といった“道具”を見直すことに加え、「どう歩くか」「どう立つか」を学ぶことが、足と全身の健康寿命を延ばす鍵なのです。

まとめ

靴下は毎日履くものだからこそ、軽視できません。小さすぎても大きすぎても足に悪影響を与え、外反母趾や巻き爪などの原因になります。選ぶ際には、自分の足の実寸を意識し、藤井先生の「こぶしチェック法」を取り入れてみてください。そして、もし既に足にトラブルを抱えているなら、靴下だけでなく靴選び・歩き方・姿勢改善も合わせて見直すことが大切です。

「靴下くらい…」と思っていた方も、今日から少しだけ意識を変えてみませんか?小さな工夫が、将来の足と身体の健康を守る大きな一歩になりますよ。


 

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