タコ・魚の目撲滅宣言!痛い足とサヨナラするための正しい靴選びと歩き方【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

タコ・魚の目が痛いあなたへ。その根本原因は「歩き方」かもしれません。

「またタコができた…」「魚の目が刺すように痛い…」

足の裏にできるタコや魚の目に悩まされている方は、決して少なくありません。特に、足の前側にできることが多く、歩くたびにズキズキと痛むと、本当に辛いですよね。

私も以前、同じように悩んでいた時期があります。市販の薬を試したり、皮膚科で処置してもらったりしても、しばらくするとまた再発してしまう。その繰り返しに、もうどうしたらいいのか分からなくなってしまいました。

でも、安心してください。実は、タコや魚の目は、体の防御反応として起きる自然な現象なんです。そして、その根本的な原因を解決すれば、再発生や悪化を防ぐことができるのではないでしょうか。時間をかけて出来たものは、時間をかけて改善していくしかありません。がんばりましょう!!

この記事では、タコや魚の目の原因と、自分でできる根本改善策について、「歩き方」という視点から詳しくお伝えしていきます。


なぜタコや魚の目はできるの?あなたの足は頑張りすぎていませんか?

タコ(胼胝)や魚の目(鶏眼)は、足の裏の同じ場所に、長期間にわたって強い摩擦や圧力がかかることで、皮膚の角質が厚くなってしまうことで発生します。

あなたの足裏は、毎日あなたの体重を支え、歩くたびに地面からの衝撃を受け止めています。その中でも、特に負担がかかる場所に、「これ以上皮膚が傷つかないように!」と、体が必死に守ろうとした結果、角質を厚くして「鎧」を作っているのです。

  • タコ(胼胝):皮膚の表面が外側に向かって広範囲に厚くなるもの。痛みはあまり感じないことが多いです。
  • 魚の目(鶏眼):厚くなった角質が皮膚の深いところに食い込み、芯(しん)ができます。これが神経を刺激するため、刺すような鋭い痛みを伴うのが特徴です。

見た目は似ていますが、痛みがあるかないかで、タコか魚の目かを見分けることができます。


再発の繰り返しから抜け出せない理由

「市販のスピール膏で剥がしたのに、またできた…」 「皮膚科で削ってもらったけど、すぐに元通り…」

タコや魚の目ができるたびに、このように感じるのは、その対処法が「対症療法」だからです。厚くなった角質を取り除いても、根本的な原因である「特定の場所への圧力や摩擦」が解決されていなければ、体は再び同じ場所に「鎧」を作り始めてしまいます。

タコや魚の目と向き合うには、なぜそこに負担がかかっているのか?という根本原因を突き止めることが何よりも大切です。

その原因の多くは、「靴」「歩き方」にあります。


チェックしてみよう!あなたの足の悩み、当てはまりますか?

もしかしたら、タコや魚の目は、あなたの体のSOSサインかもしれません。

例えば、

  • 外反母趾がある方:親指だけでなく、人差し指や中指の裏にタコや魚の目ができやすい傾向があります。これは、足の親指が機能せず、足の指が開いてくる(開帳足)の証拠です。
  • 足の指が浮いている(浮き指)方:足の指が地面から離れてしまい、足の前側(指の付け根)だけで歩いている状態です。この場合、前足部全体に大きな負担がかかり、広範囲にタコができやすくなります。
  • ヒールやつま先の細い靴をよく履く方:体の重心が前方に偏り、指先が圧迫されることで、特定の場所に集中的に圧力がかかります。
  • 靴のサイズが合っていない方:大きすぎる靴は、靴の中で足が滑り、無意識に指に力が入ったり、摩擦が起きやすくなります。小さすぎる靴は、指が圧迫されて血行が悪くなり、皮膚が硬くなりやすくなります。

もし、これらの状況に心当たりがあるなら、タコや魚の目は単なる足の悩みではなく、体全体のバランスが崩れているサインかもしれません。放置すると、膝や股関節、腰、さらには首の痛みにもつながることがあります。


今すぐできる!タコ・魚の目を成長させないための3つの方法

タコや魚の目の再発を防ぐためには、根本原因である「圧力と摩擦」をなくすことが重要です。そのためには、「足のケア」「歩き方」を見直すことが欠かせません。

 

1. 正しい歩き方を身につける

足にかかる負担を分散させるためには、正しい歩き方を意識することが大切です。

  1. 正しい姿勢で立つ:まずは、足の裏全体でバランスよく体重を支えられるようにしたいです。姿勢を良くしようと思わず、下を向いて足首が見えるところまでお腹を引いてください。そして最後にお顔を挙げます。どちらかというと、背中を丸めるイメージですが、鏡やガラスでみると、あら!ビックリ!真っすぐになります。実はこれで、足の骨を締めているのです。姿勢はキープしようとせず、リラックスしてください。👉こちらをご覧ください
  2. 腿(もも)を上げて歩く:腿を軽く持ち上げるようにして歩くと、かかとから着地しやすくなります。そして、足の裏全体を使い、親指で地面を蹴り出すようなイメージで歩くことを意識しましょう。こうすることで、足の前側に集中していた負担が分散されます。

最初は少しぎこちなく感じるかもしれませんが、できるだけ脱力して、リラックスして歩くことがポイントです。

2. 自分に合った靴を選ぶ(超重要です)

靴は、私たちの足を守るための最も重要なアイテムです。足に合わない靴を履き続けると、タコや魚の目の原因になるだけでなく、足の変形や痛みにもつながります。

縦の長さ+横の長さ(または足周囲)の2か所から靴を選びます。

  • 靴は実際に試着する:夕方など足がむくんでいる時間帯に試着し、スニーカーのつま先は0.5~1cmほどの余裕を持ちましょう。パンプスは実寸です!!それ以上大きいのはNGです。そして、かかとがしっかりフィットするかを確認しましょう。
  • 靴紐をしっかり結ぶ:靴紐のある靴は、履くたびにかかとをトントンして、紐を締め直すことが大切です。これにより、靴の中で足が前後にずれるのを防ぎ、余計な摩擦をなくすことができます。
  • フォロー的に中敷き(インソール)を活用する:クッション性の高い中敷きは、足にかかる衝撃を吸収し、負担を軽減してくれます。これはプロに選んでもらった方が良いです。アーチサポート、軟らかいものはNGです。👉おすすめはこちらのstep craftです

3. 毎日のフットケアを習慣にする

足の健康を保つためには、日々のケアも欠かせません。

  • 入浴後の保湿:入浴後は角質が柔らかくなっているので、保湿クリームでしっかりと潤いを保ちましょう。乾燥は角質を硬くする原因になります。
  • 優しく角質ケア:軽石ややすりなどで、硬くなった部分を優しく削るのも効果的です。ただし、削りすぎは逆効果になるので注意が必要です。
  • 足の指を動かす:足の指をグーパーしたり、手の指を足の指の間に入れて広げたりする簡単なストレッチも、足全体の血行を良くし、機能を高めてくれます。※外反母趾を拡げるのはやめましょう!

まとめ:あなたの足は、もっと健やかに歩けるはず

タコや魚の目は、あなたの足がこれ以上傷つかないように、一生懸命頑張っている証拠です。

再発を繰り返して悩んでいる方は、ぜひ「歩き方」と「靴」を見直してみてください。そして、毎日の丁寧なフットケアを習慣にすることで、タコや魚の目とは無縁の、快適な歩行を手に入れることができます。

あなたの足は、人生の土台です。この記事をきっかけに、足の健康に少しでも意識を向けていただけたら嬉しいです。

 

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