膝の痛みとサヨナラ!変形性膝関節症の予防と改善に効く「足元ケア」とは?【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

膝の痛み、もしかして「変形性膝関節症」?原因と症状、今日からできる対策まで

 

「最近、膝がギシギシする」「立ち上がる時、膝に痛みが走る」…そんな経験はありませんか?もしかしたらそれは、変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう) のサインかもしれません。違和感や痛みが出た時には、かなり進行しているというのが現実です。

特に中高年の方に多いこの病気。厚生労働省の発表によると、変形性膝関節症の患者数は、自覚症状のある患者さんは約1,000万人、潜在的な患者さん(X線診断による)は約3,000満人と推定されます。当然のことながら高齢化に伴い、患者数は増加傾向にあります。そしてその症状は放っておくと、日常生活に大きな支障をきたします。膝を始めとする関節症が要介護に締める割合は6.1%です。

 

そもそも変形性膝関節症ってどんな病気?

簡単に言うと、膝のクッションの役割をしている軟骨がすり減って、上下の骨の関係が崩れた状態です。軟骨にはそもそも神経がほとんどありません。つまり、ある程度の摩擦では痛みがないのです。ということは、痛みや違和感を覚えるようになった時にはかなり進んでいるということが考えられます。

なぜ膝が痛くなるの?主な原因をチェック

変形性膝関節症の原因は一つではありません。加齢・肥満・性別・過去のケガ・遺伝などいくつか挙げられます。そしてO脚やX脚など膝への偏った負担も大きな要因となります。では、なぜ偏るのか・・・。それは膝よりも下にある足元によります。

足元が崩れていれば、その上部である膝は当然歪みが発生します。膝が外へ行けばO脚。その場合、膝の内側への負担が大きくなるので、そこで変形が生じます。膝が内に入ればX脚で外側への負担が大きくなるわけです。

 

膝の痛みを和らげるには?治療法と今日からできる対策

一般的に言われている変形性膝関節症の方が絶対にやらなければいけないことは、下記2点です。

  • 体重管理: 膝への負担を減らすためにも、適正体重を保つことが非常に大切です。体重1キロ増えると膝への負担は3キロ増しになります。過剰に体重がある方が、逆に1キロ減らせば3キロの負担を減らせます。
  • 適度な運動: ウォーキングや水中ウォーキングなど、膝に優しい運動で膝周りの筋肉を鍛えましょう。筋力トレーニングは絶対です。

しかし・・・!さきほども述べた通り、膝が変形を起こすからには、その根本である足元が崩れていることも十分考えられます。いくら減量して太もものトレーニングをしても、足元が崩れてしまえば、その上部は全て歪みます。だから足の使い方を正すということはとても大事になことなのです!!ではどうすれば良いでしょうか。

 

1. 足の仕組みを知る

足は普段、必要に応じて形を変えます。前側に踏み込むと、足は内側に回転して骨同士の間隔が空きます。この状態でずっと使っていると、その上部が崩れて(歪んで)くるわけです。まずは足の骨同士を締める必要があります。

2.足の骨同士を締める

足の骨同士を締める為には、足の小指側へ重心を載せるよう意識します。もしくは正しい姿勢をします。正しい姿勢をすることによって、重心がスネの下に行きます。実はここへ重心を置くと、足は外側へ回転し、結果足の小指側に重心がかかることになります。

3.正しい歩行をする

そして正しい歩行動作が必要となります。せっかく立っている時に、足の骨を締めても歩き出して崩れてしまっては、意味がありません。よって本来はちゃんと歩き方まで練習が必要です。

膝の治療を行いつつ、周囲の筋力トレーニング・体重のコントロールだけでなく、足を正しく使える練習、つまり歩行練習をすることが、膝改善に向けて絶対に必要なのがお分かりいただけましたでしょうか??

 


膝の痛みは、放っておくと生活の質を大きく低下させてしまいます。健康寿命の終焉を間違いなく早めます。少しでも「あれ?」と感じたら、迷わず整形外科を受診してください。早めの対策が、未来の快適な生活につながります。

あなたの膝・足が改善し、健康寿命を1日でも長くお過ごしいただけることを願っております。

 

 

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