山のタコ(登山家に多い、足のタコのことです)【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

足の親指横に、タコがある理由
山登りをする方は、よく足の親指の横にタコがあります。
なぜでしょう。
歩く時に、踵から地面に着いて→足の裏→指→そして地面から離れます。
この時、実は親指(他の指も)だけが反るのでなく、足の細かい関節が連携し合って一連の動作となります。1つの関節でも不具合があれば、その一連の動作がうまくいきません。
かと言って、踵→足の裏→指→地面から離れる動作をしないと歩けません。
ですので足は、誤魔化しの動作をします。ある人は、足が内側へ入ったり、ある人は外へ行ったりして、歩を進めます。要は動かないところは仕方ない。だから他の動きをしよう。代償運動といいます。
代償運動の改善策
改善策としては、足の動きに応じたインソールを入れることです。
が、正しいインソールを入れても山へ行く方の足に変化がみられない。当センターで正しい歩き方をやっていても親指のタコはそのまま。
なぜなら、
下りは、真っ直ぐ足を「踵→足の裏→指→地面から離れる」とやれば、ブレーキが効きません。いっぽづつ、踏ん張ります。しかも足の先端が斜面で下がってますので、親指の方へ足は内側へ回旋してます。必然的に親指の外側へ強い負担がかかります。更に地面を掴むように力が入っているので、親指の外側がさらに地面と接する形になります。
上りは個人差があると思いますが、こちらも斜面。地面から足が離れたあと、普段は地面に擦らない程度の外旋(つま先が外)も、斜面に擦ります。
すると、足の親指のタコは治りにくくなります。
山へ行く時は
対策は外反母趾やタコがある方は、足に適切なインソールを入れておくこと。そして親指の地面と当たる部分を、単純にテーピングなどで覆って上げてください。
それだけでもだいぶ変わると思います。
お試しください。
Q&A:
Q:山登りで足の親指の横にタコができやすいのはなぜですか?
A: 山登りにおいて、足の親指の横にタコができやすいのは、特に下り坂での足の動きに理由があります。
通常、歩く際はかかとから着地し、足の裏、そして指へと重心が移動しますが、山の下りではブレーキをかけるため、足全体で踏ん張る動きが生じます。この時、斜面によって足の先端が下がるため、足が親指の方へ内側に回旋しやすくなります。
さらに、地面を掴むように力が加わることで、親指の外側に強い負担がかかり、地面との接触が増えるため、タコができやすくなります。上り坂でも個人差はありますが、斜面でつま先が外側に擦れることで、同様にタコができやすい状態になります。
したがって、山登りでは、正しいインソールの使用に加えて、親指の当たる部分をテーピングなどで保護することが、タコ対策として有効です。
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