つまづくのは「歩き方」のせい?筋トレだけでは解決しない理由とは【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 千葉県 西船橋1分】
最近よくつまづくのは、歩き方のせい?筋トレだけでは解決しない本当の理由
「最近、やけにつまづくことが増えたな…」
「階段や段差でつまずくのは、年齢のせい?」
「筋トレしてるのに改善しないのはなぜ?」
このような疑問を感じている方は少なくありません。つまづきは、転倒やケガのリスクにつながるだけでなく、将来的な健康不安を呼び起こす重要なサインです。
一見、筋力不足が原因に思えるかもしれませんが、実は「歩き方」そのものに問題があるケースがとても多いのです。
そもそも「つまづき」とはどういう状態か?
つまづきとは、歩行中に足先や足の甲が地面や障害物に引っかかり、バランスを崩すこと。とくに多いのが、つま先がしっかり持ち上がっていない状態です。
日常生活での以下のようなケース、思い当たることはありませんか?
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ほんの小さな段差やカーペットの端に足が引っかかる
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床にあるコードやバッグの紐に足を取られる
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何もないところでつまずいてしまうことがある
これらは足が持ち上がっていない「歩き方のクセ」によって起きている可能性があります。
足が上がらない「歩き方のクセ」とは?
本来、私たちは歩くときに、股関節や膝を自然に曲げ、足を地面からしっかり離して前に出しています。ところが、加齢や運動不足、長時間のデスクワークなどにより、以下のような歩き方になってしまうことがあります。
▷ つまづきやすい歩き方の例:
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足を“擦るように”引きずっている
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膝や股関節の動きが小さくなっている
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地面を「蹴って」前に出す意識が強い
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骨盤の動きがほとんどない
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上半身だけが先に進むような感覚がある
このような歩き方では、足がしっかり上がらず、つま先が地面に残りやすくなるため、段差や小さな障害物につまずきやすくなるのです。
筋トレでは改善しない?その理由とは
つまづきを感じたとき、「足の筋肉が衰えたせいだ」と考えて、スクワットやもも上げ運動などの筋トレを始める方は少なくありません。
もちろん、筋力の維持や向上はとても大切です。しかし、筋トレだけでは“根本の問題”は解決しないことが多いのです。
▶ なぜ筋トレだけではダメなのか?
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歩き方の「クセ」は、筋力ではなく“動き方”の問題
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筋力があっても、それを正しく「使えない」と意味がない
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体の重心移動やバランス感覚が狂っていると、筋力があってもつまづく
たとえば、スポーツ経験者や若い方でも、座り仕事が続くと股関節の動きが鈍くなり、足が上がりにくくなることがあります。
これは筋力が足りないのではなく、「動かすクセ」が失われているためです。
ただ、勿論50代を越えると筋力は低下します。キープできるように、筋トレをすることは健康寿命を延ばす意味で重要です。
つまづきを防ぐには「歩き方の見直し」が最重要
つまづきを根本的に解決するには、筋力に加えて「足の使い方」や「体の動き方」を正しく整える必要があります。
▷ 正しい歩き方のポイント
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足を“持ち上げる”意識を持って歩く
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股関節から脚を前に出すように意識する
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骨盤を前後に動かす歩き方を習慣化する
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足裏全体を使って「押す」ように地面を踏む
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頭が上下しない、スムーズな重心移動を意識する
これらの歩行動作は、意識しないと身につきません。
むしろ、これまでの“慣れた歩き方”が体に染み付いているため、専門的なチェックと指導が重要になります。
動かすクセ」が失われているためです。
つまづきやすい理由は他にも!
足の仕組みは、足の前側に体重をかけると内側に回転する仕組みがあります。その際に足の骨同士は拡がり、アンロックとなります。つまりグラグラの状態。本来は歩行時の着地でこの状態となり、足の衝撃を逃がすというのがこのアンロックの役割です。
ところが、重心がずっと前にいたままであれば、ずっと足はアンロックの状態。つまりずっとバランスの悪い状態となります。おまけに重心が前ということは、足先をずっと地面に踏みつけ続けるように力が入ります。それはふくらはぎの筋肉を常に収縮、ずっと使っている状態。足先が地面に向かい続けることになります。歩く時は足先は当然上を向かないとつまづきやすくなりますので、この状態で歩くと地面に擦りやすくなる・・・つまづきやすくなります。
そしてその状態は足自体にも悪影響を及ぼします。外反母趾・扁平足・内反小趾・モートン病・タコ・魚の目など足の疾患を導く結果となってしまいます。1日も早く歩き方を変えなければなりません。
足のケアセンター船橋では歩行チェックを行っています
当センターでは、単なる筋力測定ではなく、歩行動作や足の使い方の分析を通して、つまづきの根本原因を明らかにします。
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動作のクセの可視化(ビデオ分析など)
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足裏の接地パターンの評価
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股関節・膝・足首の可動域の確認
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靴やインソールのチェックも含めた総合評価
つまづきの改善には、「筋トレ+動作改善+環境(靴・地面)」の3つをバランスよく見直すことが必要です。
自分では気づきにくいクセも、プロの視点で見ることで明確になります。
【まとめ】つまづきやすくなったら“歩き方”を見直そう
✅ つまづきの原因は、足が上がっていない歩き方にあることが多い
✅ 筋トレだけでは「クセ」は改善できない
✅ 正しい歩き方を身につけることで、つまづき・転倒リスクを予防できる
✅ 専門家による歩行チェックとアドバイスが改善の近道
「年齢のせいかな」「体力の問題かも」と思っていた“つまづき”、
その答えは、あなたの「歩き方のクセ」の中にあるかもしれません。
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