膝裏の水~ベーカーのう腫~【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 千葉県 西船橋1分】

膝裏プックリは何!?
膝の裏のふくらみ、これって何?「ベーカー嚢腫」と「膝の水」について知ろう
膝の症状って、気になりますよね。今回は、特に女性に多い膝の裏のふくらみや、膝に水が溜まることについて、分かりやすくご説明します。
膝の裏の「ポコッ」としたふくらみ、もしかして「ベーカー嚢腫」?
50代くらいの女性で、膝の裏が風船みたいにポコッと膨らんでいる方がいらっしゃいます。ご自身の膝の裏も、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
触ろうとすると膝を曲げてしまいがちですが、そうすると膝の裏が「たわんで」分かりにくいんです。なので、膝をピンと伸ばした状態で触ってみると見つけやすいですよ。もしポコッとした感触があったら、それは「ベーカー嚢腫」かもしれません。でも、これ自体は特に体に悪い影響はないので、ご安心くださいね。
「膝に水が溜まる」ってどういうこと?
「膝に水が溜まった」という話をよく聞きますが、この「水」はどこから来るのでしょうか?
実は、膝の関節を覆っている「滑膜(かつまく)」という膜に刺激が加わると、この水(専門的には「滑液(かつえき)」と言います)が出てくるんです。「変形性膝関節症」と診断されている方は、この膜が刺激を受けやすいので、水が溜まりやすい傾向があります。
もし水が溜まってしまったら、お医者さんに診てもらって抜いてもらいましょう。水を抜いた後、2~3日くらい伸び縮みする包帯を膝に巻いておくと、水の再発を防ぎやすいですよ。包帯なんか巻けないよ!という時はサポーターでもOKです。とにかく圧迫しておくことが大事です。
でも、根本的に滑膜への刺激が続きと、何度でも水は溜まってしまいます。水が溜まらないようにするには、滑膜に刺激が入らないようにすることが大切です。そのためには、正しい立ち方を身につけることがとても重要なんです。膝のことだけでなく、「足の使い方」を意識してみましょう。正しい姿勢の作り方は、当センターのブログを読み直してみてくださいね!
「膝の水」と「ベーカー嚢腫」の関係って?
先ほどお話しした「膝に溜まった水」が、風船のように膝の裏に飛び出したものが、まさに「ベーカー嚢腫」なんです。押しても残念ながら引っ込まないのは、ベーカー嚢腫に「弁」のようなものがついているから。これ自体は痛みやかゆみはありませんが、一度できるとそのままの状態が続きます。もし大きくなってしまうと、膝を曲げるときに邪魔になることがあります。
ベーカー嚢腫は50歳以上の女性に多く見られますが、お子さんにも発生することがあります。ただ、子どもの場合は膝の中の水と交通していないことが多く、自然に治るケースがほとんどですよ。
膝の症状、他にもこんなケースが!
ベーカー嚢腫に似た症状で、良性の脂肪腫である「ガングリオン」というものもあります。こちらも基本的には放置しても問題ありませんが、もし神経を圧迫するなど体に影響が出るようであれば、治療が必要になります。
さらに、まれに悪性のものも似たような形で現れることがあります。少しでも不安に感じることがあれば、お医者さんに診てもらいましょう。
また、細菌が膝の関節に入り込んで、膝全体が急に腫れて痛くなることもあります。歯の治療後やケガをした後など、体に細菌が侵入するタイミングで起こることがあります。血圧が高い方の場合、膝の中の血管がもろくなって出血し、急に膝が腫れるというケースもあります。
膝の痛みや不調でお悩みの方は、足の使い方が上手でないことが多いです。ぜひ、以前ご紹介した正しい姿勢の取り方を試してみてくださいね。
Q: 膝の裏がポコッと膨らんでいるのですが、これは何ですか?
A: 膝を伸ばした状態で膝裏を触ってみて、ポコッとしたふくらみがあれば「ベーカー嚢腫(のうしゅ)」の可能性があります。これは、膝に溜まった水が膝裏に袋状に飛び出したもので、特に50代の女性に多く見られます。これ自体は基本的に害がないのでご安心ください。
皆様の足とお身体が良くなって、未来の生活に変化が訪れることを願ってます!最後までお読みいただいてありがとうございました☆☆☆
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