朝起きて1ぽ目で足裏痛いのはアレかも~足底腱膜炎~【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

今日の1ぽ目が痛い!
年齢や性別、そしてスポーツなどに偏りなく、関足の裏が痛くなる方がいらっしゃると思います。
足裏の土踏まずのちょい後ろ。ここを押すと痛い!!寝起きは機嫌も悪いけど!?足の裏が痛くて更に機嫌が悪くなる!!こんな方は足底腱膜炎(そくていけんまくえん)の可能性が強いです。
足の秘密兵器 衝撃吸収機構とは?
裸足で立つと、土踏まずがアーチを描いていますよね!?このアーチを描いている正体は、強い靭帯です。つまり強靭なゴムがあります。土踏まずの役割は、歩いて地面に足が接地する時に、ゴムが伸びてクッションとなります。これが足の秘密兵器「天然の衝撃吸収機構」です。
しかしゴムの伸縮が繰り返されると、ゴムの摩耗もありますが、骨自体がゴムに引っ張られ過ぎて痛みが出てきます。ゴムの付着部の骨のところ、ここで起きる炎症が足底腱膜炎です。
原因と改善方法は??
若い方はゴムが新しくてしっかりしていて、その反面骨は軟らかいです。ですのでスポーツをやっている方はとくに足底腱膜炎になりやすいです。足裏ではありませんが、同じような発生理由の膝の疾患があります。運動量が多いと膝のお皿の下の骨が、腱で引っ張られて痛くなります。これをオスグッド病というものです。こちらも骨の軟らかい、若い方が多いです。
「私はスポーツも何もやってないけど、足底腱膜炎になったぞ!」という方もおられます。
このような場合、体の重心、つまり歩き方に問題があります。足の前側を踏みしめるように歩くと先程の足裏のゴムはギュンッと伸ばされます。これが無意識で何年も何万歩も繰り返されると、骨を引っ張り、炎症を起して痛みが出ます。
よくある対処方法は、インソールを入れることです。でもこれはあくまで対処療法で、土踏まずを持ち上げてゴムの伸縮を減らしています。結局重心が前にいる限りは、再び同じことが起こり得るのです。
本当に改善させるには、発生原因の逆をやればいいと思います。前に重心が行っているので、重心を変えます。スネの真下に重心が来るように意識します。これだけでもだいぶ変わります。さらに足の骨を起して立体的にすればゴムの過剰な伸びがなくなるのですが、ちょっとコツがいりますのでお困りの方はお気軽にご相談くださいね!
以上のように理屈は簡単ですが、修正するには努力が必要です。がんばってくださいね!!
Q&A:朝起きて最初の一歩が痛む「足底腱膜炎」の主な原因と根本的な改善方法はなんですか?
A: 朝起きて最初の一歩が特に痛む場合、その原因として足底腱膜炎が考えられます。この症状の主な原因と根本的な改善方法は以下の通りです。
主な原因:
- 足底腱膜(土踏まずの靭帯)への過度な負荷: 足底腱膜は「天然の衝撃吸収機構」として機能しますが、繰り返し伸縮することで摩耗したり、付着部の骨が引っ張られたりして炎症が起こります。
- 若い世代のスポーツ選手: 若い方は足底腱膜が新しく強靭な一方で、骨が柔らかいため、激しいスポーツなどで足に大きな負荷がかかると炎症を起こしやすいです(膝のオスグッド病と同じメカニズムです)。
- 誤った歩き方(重心の問題): スポーツをしない方でも、足の前側を踏みしめるように歩く癖があると、無意識のうちに足底腱膜が過剰に伸ばされ、長年の蓄積によって炎症や痛みを引き起こします。
根本的な改善方法:
対処療法としてのインソールの使用も有効ですが、根本的な改善には重心の修正が重要です。
- 重心をスネの真下にする意識: 前かがみになりがちな重心を、スネの真下に来るように意識して歩くことで、足底腱膜への過剰な負担を減らすことができます。
- 足の骨を立体的にする: これは少しコツがいりますが、足の骨を立体的にすることで足底腱膜が不必要に伸びるのを防ぎます。
理屈はシンプルですが、長年の歩き方を変えるには努力が必要です。改善に悩む場合は、専門家に相談して具体的な指導を受けることをおすすめします。
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