足のトラフィックインフォメーション~腱鞘炎のお話~【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】
目次
腱鞘炎とはなんだ??
腕の筋肉は手の指へ向かって走行します。筋肉のまま骨に到着してしまうと、骨を強く引っ張られてしまいますので、筋肉の最後は強い綱になって筋肉にくっつきます。この「綱」を「腱」といいます。
ただし指付近の腱は頻繁に動く為、剥き出しだと周りの組織と擦れてしまいます。ですので筒を作って、綱は筒の中を通るようになっています。この筒が「鞘」(さや)となります。筒の中を綱が頻繁に行ったり来たりしていると、筒の中で綱が水分を含んで太くなっていきます。鞘の中で、腱が炎症を起こすということです。これが腱鞘炎です。
綱が動きずらくなりますので、指を曲げ伸ばしする時にパチンパチンとバネを弾くような感覚が現れるのですね・・・。
手の腱鞘炎は??
50代女性の中指・薬指に腱鞘炎が起こりやすいと言われています。使いすぎなので、安静に・・・と言われますが、手は良く使いますので安静は難しいですね。腱の大元である筋肉のリラクゼーション、お灸、手技療法。あまりに酷い時はステロイドの注射(2回まで)。となります。ちなみに、手首の腱鞘炎はド・ケルバン病といいますよ。
足の腱鞘炎
そして足にも腱鞘炎があります。ふくらはぎから足の親指へ行く筋肉が内くるぶしの下を通過します。長母指屈筋(ちょうぼしくっきん と読みます)と言いまして、この筋肉が縮むと足の親指が曲がります。ダンスをやられる方はこの筋肉が発達している、つまり強い負荷がかかっている。ここで腱鞘炎・バネ症状が現れて、親指を曲げ伸ばしした際に、パツンパツンとなってしまうわけです。
似たような症状で、毎日自転車を使うような方に起こる「足のド・ケルバン」と言われる「インターセクション症候群」というのもあります。また、神経症状が現れる足根管症候群というのもありますし、ランナーに多いジョガーフットなんて言う神経痛もあります。常に使う部分ですので、違和感を感じましたらご相談ください。
足の腱鞘炎の改善方法はいつもお話をしている、正しく負荷を逃がす=重心をスネの真下に置けば、長母指屈筋への負担が減ります。ダンサーの方など、常にこの筋肉を使っているような場合はあまり休めないと思いますので医科にて処置を受けてくださいね!
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外反母趾など足の悩みの専門院 足のケアセンター船橋
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