朝の一歩が激痛!それは「足底腱膜炎」?【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

八千代市

その朝の激痛、もしかして「足底腱膜炎」かも?足の痛みから解放される秘訣

「朝、ベッドから降りて最初の一歩が、ズキッと足の裏に響く…。」 「寝起きでただでさえ機嫌が悪いのに、足の痛みがさらに気分をどん底に突き落とす…。」

もしあなたがこんな経験をしているなら、それは「足底腱膜炎(そくていけんまくえん)」のサインかもしれません。年齢や性別、スポーツ経験の有無に関わらず、多くの方が悩まされるこの足裏の痛み。特に土踏まずの少し後ろを押すと痛む、という方は要注意です。


足の「秘密兵器」が悲鳴を上げているサイン

私たちの足の裏には、地面からの衝撃を吸収するための素晴らしい「秘密兵器」が備わっています。それは土踏まずと呼ばれ、足裏にアーチを形成する「足底腱膜」という強靭な靭帯です。

裸足で立ってみるとわかるように、足の裏には弓のようなアーチがありますよね?これが足底腱膜です。歩いて地面に足が着地する際、この足底腱膜がゴムのように伸び縮みすることで、地面からの衝撃を和らげ、クッションの役割を果たしてくれます。まさに「天然の衝撃吸収機構」と呼べる働きです。

しかし、この「ゴム」が繰り返し伸び縮みを続けると、どうなるでしょうか?当然、摩耗が進みます。そして、衝撃吸収のたびに腱膜が付着している骨が引っ張られ過ぎてしまい、炎症を起こしてしまうのです。この、骨と腱膜の付着部で起きる炎症こそが、まさに足底腱膜炎なのです。

 


「なぜ私が?」足底腱膜炎の意外な原因と真の改善策

「私は別にスポーツなんてやってないんだけど…」「運動不足なのに、どうして?」

そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。足底腱膜炎の原因は、実は一つだけではありません。

若いアスリートに多い理由:成長期の「骨の柔らかさ」

特にスポーツに打ち込んでいる若い方は、足底腱膜炎になりやすい傾向があります。これは、彼らの「ゴム」である腱膜が新しくてしっかりしている一方で、骨がまだ柔らかいためです。

例えば、成長期に膝のお皿の下が痛くなる「オスグッド病」とよく似ています。これも、活発な運動によって腱が骨を引っ張りすぎて炎症を起こすものです。若い世代の足は、まさに成長途上。激しい運動は、時に足に過度な負担をかけてしまうことがあるのです。子どもの足は非常にデリケートであり、成長段階に応じた適切なケアが必要です。

スポーツしない方も要注意:日常の「歩き方」に潜む落とし穴

一方で、「私はスポーツなんて全然やってないけど、足底腱膜炎になった!」という方も少なくありません。この場合、あなたの「歩き方」、特に「体の重心」に問題がある可能性が高いです。

もしあなたが無意識のうちに足の前側を踏みしめるように歩く癖があるなら、要注意です。この歩き方だと、足裏の「ゴム」は常にギュンッと過剰に伸ばされた状態になります。これが何年も、何万歩も繰り返されるとどうなるか想像できますか?気づかないうちに骨が引っ張られ続け、結果的に炎症が起きて痛みに繋がってしまうのです。

そして、怖いのは骨が引っ張り続けられることによって、引っ張られた場所が尖ってしまう「骨棘(こつきょく)」というものになることです。こうなると修正が難しくなります。骨棘自体は「骨」ですので治りません。そして骨棘は「骨」ですので、折れることもあります。折れた時の痛みは想像を絶します・・・。


そのインソール、本当に根本解決になっていますか?

足底腱膜炎の対処法として、インソールを入れることを勧められるケースは多いでしょう。確かにインソールは、土踏まずを持ち上げて足底腱膜の過度な伸縮を抑え、一時的に痛みを軽減する効果が期待できます。

しかし、これはあくまで対処療法に過ぎません。なぜなら、痛みの根本原因である「前に重心が行き過ぎている」という歩き方が改善されていないからです。重心が前に偏ったままだと、インソールで一時的に負担が減っても、また同じような問題が再発してしまう可能性が高いのです。


足の痛みを根本から改善する「重心の意識」

では、本当に足底腱膜炎を改善し、痛みから解放されるためにはどうすれば良いのでしょうか?

答えは、「発生原因の逆をやること」です。つまり、前に偏りがちな重心を正しい位置に戻すことが、根本改善への第一歩になります。

  1. 重心を「スネの真下」に意識する まず意識してほしいのは、歩く際に体の重心がスネの真下に来るようにすることです。多くの方が、無意識のうちに上半身が前に突っ込み、重心が足のつま先側に偏っています。これを少し後ろに引き、足全体で着地するように意識するだけでも、足底腱膜への負担は大きく軽減されます。
  2. 足の骨を立体的にする さらに進んで、足の骨を立体的に使うことで、足底腱膜の過剰な伸びをなくすことができます。これは少し専門的な「コツ」が必要なため、ご自身で試して難しいと感じる場合は、専門家のアドバイスを受けることを強くお勧めします。当センターのように足の専門家がいる場所で相談してみるのが良いでしょう。

頑張ればきっと変わる!未来の健康な足のために

ここまで読んでみて、「理屈はわかったけど、そんなに簡単に重心なんて変えられないよ…」そう思ったかもしれません。確かに、長年染み付いた歩き方を変えるには、意識と努力が必要です。しかし、その努力は決して無駄にはなりません。

あなたの足は、毎日体を支え、あなたの人生を歩む大切な土台です。足の痛みを抱えたままでは、気分も落ち込み、活動的になれませんよね?

未来の健康な足、そして快適な毎日を手に入れるために、今日から少しずつでも歩き方や重心を意識してみてください。もし一人での改善が難しいと感じたら、迷わず足の専門家にご相談ください。あなたの頑張りが、きっと素晴らしい結果に繋がるはずです。

足は第二の心臓とも言われます。足元の健康は、全身の健康に直結しています。日々のケアと意識で、足の痛みから解放され、よりアクティブな毎日を送りましょう!


Q&A: 朝の足裏の激痛「足底腱膜炎」は、放置するとどのようなリスクがありますか?

A: 朝、足裏に激しい痛みを伴う足底腱膜炎は、放置すると症状が悪化し、さらなる深刻な問題を引き起こす可能性があります。

特に注意すべきは、**「骨棘(こつきょく)」**の形成です。これは、足裏の腱膜が骨を長期間にわたって引っ張り続けることで、その付着部に骨が尖ったように成長してしまう状態です。

骨棘は一度形成されると「骨」そのものなので、残念ながら自然に治ることはありません。さらに厄介なことに、この骨棘は「骨」であるため、外部からの衝撃や負荷によって骨折してしまうリスクもあります。もし骨棘が折れてしまうと、その痛みは想像を絶すると言われています。

インソールなどの対処療法だけでは、根本的な原因である歩き方や重心の偏りが改善されないため、痛みが再発したり、上記のような合併症を引き起こす可能性が高まります。早期に適切な対処を行い、重心の修正など根本原因へのアプローチをすることが、これらのリスクを避けるために非常に重要です。


ご自身の姿勢や足について知りたいな・・・という方はぜひ千葉県船橋市の当センターへいらしてください。外反母趾・内反小趾・たこ・ウオノメなど足でお悩みの方は足専門のトライアルコース2,980円でお試しいただけます。お気軽にお問合せください。美しい歩行も、日々の意識と少しのトレーニングで身につけることができます。

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