足の親指が痛い!知っておきたい痛みの種類と対策【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

「もしかして私、外反母趾!?」足の親指の痛み、実はこんな原因が隠れてるかも!
「最近、なんだか足の親指が痛むなぁ」「親指が人差し指の方に曲がってきてる気がする…」 もしあなたがそんな風に感じているなら、それは外反母趾(がいはんぼし)かもしれません。外反母趾は、足の親指が小指側に「くの字」に曲がってしまう状態を指します。角度によって軽度から重度までありますが、たとえ初期の軽度であっても、痛みを感じることは決して珍しくありません。
「ちょっと出っ張ってるだけだから大丈夫かな?」なんて放置していると、痛みが増したり、他の足のトラブルにつながることも。もし痛みを感じたら、まずはアイシング(冷やすこと)を試してみてくださいね。そして、靴に当たって痛む部分には、綿花などを当てて保護すると、少し楽になりますよ。
外反母趾など足の変形に気づかずに放置してしまうと、それは健康寿命を短くしてしまう要因となります。お風呂で足を洗う時に、よく見て、良く触ってあげてくださいね!
「痛い!」その足の親指、外反母趾だけじゃないかも!?
足の親指の痛みって、実は外反母趾だけが原因ではないんです。突然の痛みに、「どうしてだろう?」と戸惑う方もいるかもしれませんね。考えられる主な原因をいくつか見ていきましょう。
- 外反母趾: 先ほども触れた外反母趾は、親指の付け根が出っ張り、それが靴に当たって炎症を起こすことで痛みが生じることが多いです。靴を履いている時は痛いけれど、脱ぐと楽になる、というのが典型的なパターン。でも、炎症がひどくなると、靴を脱いでも痛みが続くことがあります。
- 痛風(つうふう): 「足の親指がパンパンに腫れて、ズキズキと激しく痛む!」そんな場合は、もしかしたら痛風かもしれません。足の親指全体が真っ赤に腫れ上がり、激痛を伴うのが特徴です。特に、健康診断で尿酸値が高いと言われたことがある方は、整形外科を受診して相談してみましょう。
- 強剛母趾(きょうごうぼし): 「尿酸値は正常なんだけど、なんとなく逆の足に比べて親指が太いし、上に反らせると痛むな…」そんな風に感じたら、親指の関節が変形してしまう「強剛母趾」の可能性があります。関節の動きが悪くなることで、歩くときに痛みが出ることがあります。
- 種子骨障害(しゅしこつしょうがい): 「親指は太くないし、外反母趾もないのに、歩くと親指の裏が痛い!」という方に多いのが、この種子骨障害です。親指の付け根の裏にある小さな骨(種子骨)に炎症が起きたり、疲労骨折を起こしたりすることで痛みが生じます。靴を履かずに活動することが多い保育士さんなどにもよく見られる症状です。
- 細菌による感染など: 爪の周りから細菌が侵入したり、小さな傷から菌が入ったりすることで、親指全体が腫れてしまうことがあります。どこか怪我をした覚えがなくても、体に入り込んだ細菌が原因で、足の一部が急に腫れるケースも珍しくありません。
- 足裏のタコや魚の目: 意外と見落としがちなのが、足裏のタコや魚の目です。普段は気にならなくても、徐々に大きくなったり、特定の部分に圧力がかかり続けたりすることで、強い痛みに変わることがあります。
いずれの場合も、痛みを感じたらまずはアイシング(冷やすこと)を試してみてくださいね。
「もしかして腰のせい!?」意外な原因も視野に
「足の親指が痛いのは、もしかして腰が原因なの!?」と驚かれる方もいるかもしれませんね。でも、これは実際にあり得る話なんです。
私たちの体の中では、背骨の腰のあたりから、まるで電気コードのようにたくさんの神経が足に向かって伸びています。脳からの電気信号がこの「コード」(運動神経)を通って足の筋肉に伝わることで、私たちは自由に足を動かすことができるんです。
特に腰の下の方から出ている神経は、足の親指に繋がっています。そのため、もしこの「コード」のどこかで問題が起きると、足の親指に「感覚がマヒする」「しびれる」「痛みを感じる」といった異常が現れることがあります。
このような場合は、腰の治療と合わせて、足元を見直すことが非常に重要になります。例えば、ご自身の足に合った靴を選んだり、足のバランスをサポートしてくれるインソールを使ったりすることで、足への負担を減らし、症状の改善に繋がることもあります。
大切な足のために、できることから始めよう
足の親指の痛みは、単なる不快感だけでなく、体のどこかにサインを送っているのかもしれません。我慢せずに、早めに原因を知り、適切なケアを始めることが大切です。
もし「これってどうなんだろう?」と不安を感じたら、まずは専門家に相談してみてください。整形外科の受診はもちろん、足と靴の専門知識を持ったフットケアのプロに相談するのも良い選択肢です。
あなたの足は、毎日を支えてくれる大切なパートナーです。前述しました通り、足は健康寿命に大きく関わる「臓器」です。痛みを気にせず、快適に歩ける毎日を取り戻すために、今日からできる一歩を踏み出してみませんか?
Q&A:
Q: 足の親指の痛みにはどのような原因が考えられますか?また、痛んだ際の応急処置や、放置した場合のリスク、専門家へ相談する目安も教えてください。
A: 足の親指の痛みは、単なる外反母趾だけでなく、痛風、強剛母趾、種子骨障害、細菌感染による炎症、さらには腰からの神経の問題など、様々な原因が考えられます。
痛みを感じた際の応急処置としては、まずアイシング(冷やすこと)が有効です。また、靴が当たる部分には綿花などで保護すると痛みが和らぐことがあります。
痛みを放置すると、臭いの原因や水虫などの皮膚トラブルにつながるだけでなく、足のバランスが崩れて膝や腰、肩など全身の歪みを引き起こすリスクもあります。
痛みが続く場合や、原因が特定できない、あるいは症状が悪化するようであれば、早めに整形外科医や足と靴の専門家に相談することをおすすめします。
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