外反母趾、放置は危険!全身の不調は足元から?【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

その外反母趾、放置していませんか?実は全身の不調のサインかも!
「足の親指がちょっと曲がってるだけだし…」「痛くないから大丈夫」
もしあなたがそう思って、外反母趾を放置しているなら、ちょっと待ってください。実はその外反母趾、単なる足の見た目の問題ではないんです。あなたの腰痛や肩こり、さらには将来の深刻な足のトラブルまで、様々な体の不調の原因になっているかもしれません。
今回は、足の専門家たちが警鐘を鳴らす外反母趾の本当の恐ろしさと、今すぐできる対策について詳しくお話しします。
あなたの足、グラグラになっていませんか?外反母趾の隠れた真実
「外反母趾って、親指が内側に曲がるだけじゃないの?」
そう思われるかもしれませんが、それは表面的な現象に過ぎません。外反母趾の本当の原因は、足のアーチが崩れ、足の幅が広がってしまうことにあります。
想像してみてください。私たちの体は、積み木のように骨が積み重なってできています。その一番下の土台となるのが「足」です。足の幅が広がるということは、足の骨と骨の間隔が開き、まるで積み木の土台がグラグラになるような状態なんです。
健康な足には、本来、縦と横のアーチがあり、このアーチが体重を支え、衝撃を吸収するクッションのような役割を果たしています。しかし、外反母趾が進行すると、このアーチが崩れて扁平足になってしまいます。足裏の筋肉や靭帯が緩み、土台としての安定性が失われるのです(参考:足裏アーチの重要性について)。
足元が不安定になるとどうなるでしょう?カラダをビルに例えるなら、1階(足元)がグラグラでは、上の階に行くほどその揺れは大きくなりますよね。つまり、不安定な足元は、やがて膝、股関節、腰、そして首や肩へと、体のあちこちに歪みとして現れてしまうのです。
「なんだかいつも首や肩が凝っている」「慢性的な腰痛に悩まされている」…もしかしたら、その原因は足元にあるのかもしれません。実際に、外反母趾で悩んでいる方の多くが、同時にこれらの全身の不調を抱えているケースが非常に多いのです。
50歳を過ぎたら要注意!加速する外反母趾の進行と深刻な合併症
外反母趾は、若い頃から症状が出ていなくても、加齢とともに悪化する傾向があります。特に50歳を過ぎる頃から、その進行が急速に進むと言われています。
「あれ?最近急に親指の曲がりがひどくなった気がする…」 「前は気にならなかったのに、歩くと足の裏が痛むようになってきた…」
このような変化を感じたら、それは外反母趾が加速しているサインかもしれません。
加齢によって足裏のアーチを支える筋肉や靭帯が衰え、扁平足がさらに進行します。すると、足裏が地面にベタっとついてしまい、本来分散されるべき体重が特定の部分に集中してしまいます。その結果、
- タコや魚の目:特定の場所に繰り返しの圧力がかかり、皮膚が硬く肥厚して痛みを伴う。
- 中足骨骨頭痛:足の指の付け根(中足骨の先端)に痛みが生じる。特に第2趾の付け根に多く、靴を履くと悪化しやすい。
- モートン病:足の指の間を通る神経が圧迫され、しびれや痛みが生じる。特に第3趾と第4趾の間に出やすい。
- 後脛骨筋機能不全:足の内側のアーチを支える重要な筋肉が機能しなくなり、重度の扁平足や足首の変形につながる。
など、様々な深刻な足の病気を引き起こすリスクが高まるのです(参考:外反母趾の合併症について)。
痛みやしびれで歩くのが億劫になり、活動量が減ることでさらに筋力が衰え、体の不調が悪化するという悪循環に陥ることも少なくありません。
諦めないで!足元から体を変える第一歩を踏み出そう
「もう年だから仕方ない…」 「手術しかないのかな…」
そう絶望する必要は決してありません!
外反母趾は、単に「足の形が悪い」のではなく、「足の使い方が間違っている」ことで生じていることが多いのです。つまり、正しい足の使い方を身につけることで、改善の方向へ向かわせることが十分に可能です。
例えば、
- 正しい歩き方
- 足指の運動:まずは足に触れることが大事です。親指を開くのはNGですが、それ以外は自由に動かしてみてください。
- 自分に合った靴選び:足の形に合い、指先がゆったりしていて、ヒールが高すぎない靴を選ぶ。靴ひもやストラップでしっかり固定できるものが望ましい(参考:正しい靴選びのポイント)。
- インソールの活用:足のアーチをサポートし、重心バランスを整えるインソールを使用することで、足への負担を軽減し、正しい足の運びを促すことができます。
これらの対策は、決して難しいことではありません。日々の生活の中で少しずつ意識を変え、実践していくことで、あなたの足は確実に良い方向へと変化していきます。
「なんだかいつも調子が悪い…」と感じる方は、ぜひ一度、ご自身の足元に目を向けてみてください。足の専門家やフットケアの専門サロンなどで足の状態をチェックしてもらうのも良いでしょう。解決の糸口は、意外なほど身近なところにあるかもしれません。
あなたの健康な未来のために、今こそ外反母趾対策を始めてみませんか?
Q&A:
Q:外反母趾を放置すると、どのような病気や不調につながる可能性がありますか?
A:外反母趾を放置すると、足だけでなく全身に様々な病気や不調を引き起こす可能性があります。
まず、足のアーチが崩れて扁平足が進行し、足元の不安定さが増します。この不安定さは、体をビルに例えるなら土台がグラグラな状態であり、その揺れは膝、股関節、腰、首、肩といった全身の部位に伝わり、歪みや痛みとして現れることがあります。実際に、外反母趾の方で腰痛や肩こりを訴えるケースは非常に多いです。
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