大腿骨頸部骨折から家族を守る!足元ケアと予防のすべて【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

骨折

突然、あなたの日常を奪う!?高齢者に忍び寄る「大腿骨頸部骨折」の真実

高齢化が進む現代社会において、特に注意すべき骨折があります。それは、股関節の骨折である「大腿骨頸部骨折」です。

一見すると「手術すれば治るんでしょ?」と思われがちですが、この骨折はあなたの想像以上に深刻な影響を及ぼす可能性があります。今回は、大腿骨頸部骨折の恐ろしさと、それを予防するために私たちが今すぐできることについて詳しくお話しします。


手術しても安心できない!?大腿骨頸部骨折の隠れたリスク

骨折と聞くと、ギプスで固定して安静にしていればいずれ治る、というイメージを持つかもしれません。しかし、大腿骨頸部骨折はそう単純ではありません。

「折れる場所」によって、その後の経過が大きく変わるのが特徴です。股関節の「関節内」で骨折した場合、その部位の血流が悪いため、骨がくっつきにくいという問題があります。一方、「関節外」での骨折は、転倒など外部からの大きな衝撃によるものがほとんどです。この場合、骨だけでなく周囲の組織へのダメージも大きく、回復に時間を要することがあります。

さらに衝撃的な事実があります。大腿骨頸部骨折で手術を受けた方のうち、1年以内に10〜30%もの方が亡くなっているというデータがあるのです。手術自体は成功しても、その後、寝たきりになることで肺炎などを併発し、命を落とすケースが少なくありません。これは、単なる「骨折」では片付けられない、非常に重い現実です。


超高齢化社会の深刻な課題:年間25万人が直面する現実

ご存知の通り、日本は世界に類を見ないスピードで高齢化が進んでいます。そして、この大腿骨頸部骨折は「高齢者に多い骨折」の代表格です。現在でも、年間約25万人もの方が大腿骨頸部骨折に見舞われていると言われています。

超高齢化社会がさらに進む今後、この数字はますます増加することが予想されます。これは、私たち個人の問題に留まらず、医療費の増大や介護負担の増加など、社会全体にとっての大きな課題となります。

「いつまでも健康でいたい」と願うのは誰もが同じでしょう。そして、未来を担う若者たちの負担を少しでも軽減するためにも、私たち大人が今からできる努力を始めることが非常に重要です。


「転んで折れる」だけじゃない!?「折れて転ぶ」という新常識

「転ばないように運動しなきゃ」―そう思っている方は多いでしょう。もちろん、日頃からの運動は転倒予防に欠かせません。当センターでは、転びにくい歩き方の指導も行っていますので、ぜひ一度ご相談ください。

しかし、最近注目されているのは、従来の「転んで折れる」という常識を覆す「折れて転ぶ」という説です。これは、転んだから骨折したのではなく、「すでに骨が弱っていたために骨折し、その結果転倒した」という考え方です。

骨が弱る原因として、特に女性の場合、更年期を過ぎると年間1%ずつカルシウムが減少し、骨粗しょう症になりやすくなることが挙げられます。骨粗しょう症は「サイレントキラー」とも呼ばれ、自覚症状がないまま進行し、気づいた時には骨折寸前、ということも少なくありません。毎年、骨密度のチェックを受けることが非常に重要です。


あなたの足元に潜む危険信号:「浮き指」と「外反母趾」

そして、骨が弱るもう一つの見落とされがちな原因が、「股関節への継続的な負担」です。ここで特に注目したいのが、「浮き指」です。

あなたは自分の足の指がしっかり地面についているか、意識したことはありますか?実は、足の指が地面に接地していない「浮き指」の方が非常に多いのです。

浮き指があると、足が地面に接する面積が減ってしまいます。これにより、体のバランスが悪くなり、無意識のうちに体のどこかに継続的に負担がかかり続けることになります。特に、片方の股関節に常に重心がかかることで、80歳を過ぎた頃に大腿骨が折れてしまう、というケースも実際に起こりうるのです。

「浮き指」は、痛みやかゆみといった自覚症状がほとんどありません。そのため、放置されがちですが、実は体の歪みの原因に・・・。強いては将来の大腿骨頸部骨折のリスクを高める要因となり得るのです。

また、外反母趾がある方や、慢性的な腰痛や膝痛に悩んでいる方も、「浮き指」の症状を抱えていることが多い傾向にあります。これらの症状は、足元のバランスの悪さが原因となっている可能性があるため、早めに対処することが肝心です。

あなたの足元は、体の基礎です。その基礎が不安定であれば、やがて体に歪みが生じ、さまざまな不調や将来の骨折リスクにつながります。今からご自身の足元を見直し、適切なケアを始める努力が必要であることがお分かりいただけたでしょうか。


健康寿命を延ばすために、今日からできること

大腿骨頸部骨折は、単なるアクシデントではなく、日々の生活習慣や体の状態が積み重なって発生するものです。しかし、正しい知識を持ち、今から対策を始めることで、そのリスクを大幅に減らすことができます。

  1. 骨密度を定期的にチェックする:特に女性は、更年期を過ぎたら積極的に検査を受けましょう。
  2. 転倒予防の運動を習慣にする:スクワットや片足立ちなど、バランス感覚を養う運動を取り入れましょう。当センターの転びにくい歩き方もご相談ください。(参照:https://ashinokea.com/
  3. 足の指の健康に意識を向ける:当センターのような足の施術所で「浮き指」や「外反母趾」がないかチェックし、必要であれば歩行指導を受けましょう。
  4. バランスの取れた食生活を心がける:骨を強くするカルシウムやビタミンDを積極的に摂取しましょう。

「まだまだ若いから大丈夫」と思っている方も、実は「骨折」のリスクは水面下で進行しているかもしれません。大切なのは、日々の小さな意識と行動の積み重ねです。

あなたの健康寿命を延ばし、笑顔で毎日を送るために、今日から足元からの健康を見直してみませんか?

ご自身の姿勢や足について知りたいな・・・という方はぜひ千葉県船橋市の当センターへいらしてください。外反母趾・内反小趾・たこ・ウオノメなど足でお悩みの方は足専門のトライアルコース2,980円でお試しいただけます。お気軽にお問合せください。美しい歩行も、日々の意識と少しのトレーニングで身につけることができます。

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