太ももに突然の痛み・・・思い当たる節がない時に疑うべき病気とは?【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 千葉県 西船橋1分】
「特に運動もしていないのに、太ももが急に痛くなった」、このように筋肉痛のような痛みがあるものの、思い当たる節がない場合、何らかの疾患が隠れている可能性があります。今回は、大人と子どもに分けて、太ももの痛みの原因と対処法について解説します。
大人の太ももの痛み:考えられる主な原因
大人が突然太ももに痛みを感じる場合、以下のような疾患が考えられます。
1. 石灰沈着性腱炎(せっかいちんちゃくせいけんえん)
関節周囲にカルシウム(石灰)が沈着し、炎症を引き起こす疾患です。肩に多く見られますが、股関節や太ももにも発症することがあります。突然の激しい痛みを伴うのが特徴です。
2. 痛風
尿酸が関節に蓄積し、炎症を引き起こす疾患です。足の親指や膝に多く見られますが、太ももに痛みを感じることもあります。中年以降の男性に多いですが、女性にも発症することがあります。
3. 感染性関節炎
関節内に細菌が侵入し、炎症を引き起こす疾患です。歯の治療後や風邪などの体調不良の後に、膝や太ももに痛みや腫れが生じる場合は、感染の可能性があります。
4. 神経性
脊柱管狭窄症やヘルニアなど、どこかで神経が圧迫を受けると、太ももなど脚に痛みが出現することがあります。
その他にも考えられることはたくさんあります。こちらも参考にしてください👉メディカルドック
子どもの太ももの痛み:注意すべき疾患
子どもが太ももや膝の痛みを訴える場合、以下のような股関節の疾患が考えられます。
1. ペルテス病
-
対象:5〜8歳のやせ型で活発な男の子
-
症状:太ももや膝の痛み、足を引きずる、動きたがらない
-
原因:大腿骨頭(股関節の骨)の血流が一時的に途絶え、骨が壊死する病気
2. 大腿骨頭すべり症
-
対象:10歳前後の太った男の子
-
症状:股関節の痛みが太ももや膝に現れる、足を動かしたときに痛みが出る
-
特徴:成長期に起こることが多く、早期の診断と治療が必要
太ももの痛みへの最初の対処法
太ももの痛みがある場合、以下の対処法を試してみてください。
1. 安静にする
痛みがある部位を無理に動かさず、安静にすることが大切です。痛いので嫌でも安静にするとは思いますが・・・。
2. 医療機関を受診する
痛みが長引く、腫れや発熱を伴う場合は、整形外科などの専門医をすぐ受診しましょう。
3. ストレッチやトレーニング
痛みが軽減した後は、太ももの筋肉を柔軟に保つためのストレッチやトレーニングを行うと、再発防止に効果的です。
まとめ
太ももの痛みは、単なる筋肉痛だけでなく、さまざまな疾患が原因となっている可能性があります。特に、思い当たる原因がない場合や、痛みが長引く場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。また、日頃から適度な運動やストレッチを行い、筋肉や関節の健康を保つことが大切です。
ご自身の姿勢や足について知りたいな・・・という方はぜひ千葉県船橋市の当センターへいらしてください。外反母趾・内反小趾・たこ・ウオノメなど足でお悩みの方は足専門のトライアルコース2,980円でお試しいただけます。お気軽にお問合せください。美しい歩行も、日々の意識と少しのトレーニングで身につけることができます。
関連リンク:日本整形外科学会