アキレス腱に突然の痛み!正しい対処法と予防のポイント【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 千葉県 西船橋1分】
突然アキレス腱の痛み!正しい対処法と予防のポイント
今回は実際のエピソード「高齢のご家族が突然アキレス腱の痛みを訴えた」というお話をご紹介します。
急にアキレス腱がズキッと痛い
ある日、78歳のお母さまが「部屋の中を普通に歩いていただけなのに、左足のアキレス腱がズキッと痛んだ」と話されました。
特別な運動や転倒はしていないとのこと。それなのに、アキレス腱に突然の痛みが走り、押さえるとズキズキ。動かさなくても違和感がある…。
もしこのような症状があった場合は・・・応急処置として、まずは冷やして、動かさない!
アキレス腱の痛みが出た場合、まず行うべきことは以下の通りです
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アイシング(患部を冷やす)
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安静を保つ
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不安な気持ちを和らげる声かけ(特にお子さんや高齢の方の場合)
お母さまのように、強い外力が加わっていない場合はアキレス腱断裂の可能性は低いとはいえ、油断は禁物。まずは冷静に対応しましょう。
因みにアキレス腱断裂が多いのは、30~40代男性です。20代の頃のように動いてしまい、体がついて来ないのでブチッとアキレス腱が切れてしまうようです!!
考えられる原因とは?
アキレス腱の痛みの原因は多岐にわたります!
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アキレス腱周囲炎
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アキレス腱の石灰沈着(石灰は体中どこでも沈着しやすいです)
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骨棘(こつきょく)による炎症(骨が変形して尖った状態です)
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痛風(足の親指や膝に出やすいですが、足首周囲にもあり得ます)
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骨のう腫(骨腫瘍)
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細菌感染 など
どれも専門的な診断が必要です。「原因がわからない足の痛み」は、迷わず病院で検査を受けましょう。
できるだけ早く、タクシーや車で整形外科へ連れて行ってあげてください。
原因が分かったあとは、姿勢を見直すことが大切!
病院で診断・治療を受けたあとは、再発防止のために普段の姿勢にも注目しましょう。
特に「アキレス腱周囲炎」や「骨棘」が原因の場合、体の前傾姿勢(前重心)が影響しているケースが多く見られます。足の前に荷重がかかっていると、外反母趾や扁平足・タコ・魚の目などの足の悩みも増えてしまいます。そしてアキレス腱に対しては
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アキレス腱が常に引き伸ばされる
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負担が蓄積しやすくなる
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結果として炎症や痛みが慢性化
足の前側に荷重がかかる姿勢が続くと、足は足裏を地面に押し付ける形になります。それは、ふくらはぎ・アキレス腱へ常に負担をかけ続けている状態です。体は前かがみでも重心は足の後ろ側に来るようにしましょう。
姿勢を整えると、アキレス腱への負担が減るだけでなく、全身に良い影響が広がります。
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かかとにしっかり体重をのせる
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ふくらはぎがたわみ、柔軟性が保たれる
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アキレス腱がリラックス状態に
結果として、アキレス腱だけでなく、膝・腰・首・肩の痛みも予防につながります。
【まとめ】突然の足の痛み、焦らず・冷静に・早めに対処を!
ご高齢の方にとって「何もしていないのに足が痛くなった」という経験はとても不安なものです。
そんなときこそ、家族として冷静に対応し、
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アイシングと安静
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病院での検査と治療
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姿勢の見直しと予防対策
この3ステップで、大切なご家族の健康を守ってあげましょう。
ご自身の姿勢や足について知りたいな・・・という方はぜひ千葉県船橋市の当センターへいらしてください。外反母趾・内反小趾・たこ・ウオノメなど足でお悩みの方は足専門のトライアルコース2,980円でお試しいただけます。お気軽にお問合せください。美しい歩行も、日々の意識と少しのトレーニングで身につけることができます。