「外反母趾」と言う名前が適切か勝手に考えてみた
足の疾患にはいろいろな名称があります。
扁平足、強剛母趾、開帳足、ウオノメ・・・などなど、どれも見た目を名称にしているものが多いです。
でも外反母趾は、見た目というよりは方向を表しています。見た目で名前を決めるのであれば違う名称にしてはいかがでしょうか。
1.階段母趾(いまいちです)
2.カーブ母趾(カープ女子みたいになってしまいました)
3.瓦状母趾(かわらじょうと読みます。ありそうな名称ですね。)
皆さんだったら、どんな名称にしますか??
外反とは??
では、外反母趾の「外反」とは何を表しているでしょうか?
膝から下が外側へ曲がってしまうX脚のように、外の方向へ角度が転じることを外反といいます。
他には、足首をグネッてしまう捻挫というのがありますが、あれも外・内反といいます。しかし足首の場合は、別の言い方もあります。それは回内・回外という言い方です。特に外反母趾の原因となるのは足首が過剰に内に回る「過剰回内」が原因と言われています。ややこしいのですが回内は外反で、回外は内反と同じ方向へ転じることになります。
以上の外反の方向から考えられるのは、外・内反は矢状面(体に矢が突き刺さった状態)を軸にしたもの。
となると、外反母趾の外反は適切でないのでは??
地面に対して、円を描く方向は回旋(かいせん)といいます。がに股になっているような方は、足が外旋しているといいます。内股の場合は内旋です。
「おや??この理屈でいくと、足のゆびが地面に対して外へ回っているので、外反母趾ではなく外旋母趾ではないでしょうか!!」
ところが、私の理解が間違っていることに気づきました。実は「中心軸の骨に対して外(内)へ行っているもの」を外(内)反と呼ぶのです。ですので親ゆびの長い骨に対して外の方向へ行っているので「外反母趾」と言う名称で正しい・・・。合っているのですね。
しかしまた新たな疑問が生まれました。
確かに見た目の骨は「ゆびが外側へ曲がっている」。でもそもそも外反母趾は、中足骨という(甲の中)骨が拡がった結果、先端が外へ行ったものです。ということは外反母趾ではなく、内反母趾というのではないか??なんて思ったりします。
次に内反小趾について考えてみましょう。
え!?もういいですか??わかりました。今日は以上にしておきます。
結論
外反母趾は「外反母趾」と言う名前が適切なようです。
上記の文章を読んだ方は、ご自身の足が気になるように魔法をかけています(ウソです)。ご自身の外反母趾を治したいという方はトライアルコースをお気軽にお試しください。キッズコースもございます。
皆様の足が良くなって、生活にちょっとでも変化が訪れることを願ってます!
最後までお読みいただいてありがとうございました☆☆☆
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外反母趾など足の悩みの専門院 足のケアセンター船橋
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