第443歩 あなたの身体は「まっすぐ」?無意識の身体の反りが腰痛の原因!?【外反母趾.足育をはじめとした足の悩みの整体院 西船橋1分】

Q&A:重心を変えるだけで痛みが激減するかもしれない根本解決法とは!?

Q: 慢性的な腰の痛み、脊柱管狭窄症、すべり症など、長引く腰の不調を根本から改善するために、生理学的に最も重要で、今すぐできる解決策は何ですか?

A: 最も重要で、今すぐできる根本解決策になりえる方法は、「足の重心を本来の正しい位置へ変えること」です。湿布やマッサージで良くなるものの、すぐ戻ってしまう慢性腰痛の原因の多くは意外なものかもしれません。無意識の足の「前側重心」による反り腰(体の不自然な弯曲)です。人間が本来持つ「カカトの骨」でしっかりと立つように意識を変えるだけで、腰椎への過剰な圧迫ストレスが解消され、腰だけでなく首など全身の負担が大幅に軽減されます

外反母趾

 

実例 70代 男性
両足首の動きが悪く、歩きにくい。ちょっと歩くとすぐ足・脚がだるくなる。どうにかならないか、ということで当センターへご依頼をいただきました。症状的に脊柱管狭窄症を疑い、筋力・知覚・反射・動作確認を行いました。狭窄症は身体が反ると悪化してしまいます。ということは、反って立っている限り狭窄症は悪化し続けるということです。そこで姿勢をみますと、やはり反っていました。姿勢を修正して1週間過ごしていただいたところ、足・脚の症状は改善されました😊

外反母趾

 

「腰が痛い」と「足の重心」に隠された真実

もしあなたが、日々「ああ、また腰が痛い…」と感じているなら、その痛みは湿布やマッサージでは決して解決しない可能性があります。

なぜなら、あなたの腰痛の根本的な原因は、痛む場所である「腰」ではなく、「足の立ち方」、つまり「重心の位置」にあるかもしれません。

私たちは無意識のうちに、足の指の方、つまり足の前側に体重をかけて立っている方が非常に多いです。この「前側重心」が身体の姿勢を作るスタート地点となります。ここがズレると、体はバランスを取るために腰を反らさざるを得ない状態になります。これが、ご自身は気づいていない「隠れた反り腰」の正体です。この不自然な体の弯曲こそが、長年の腰痛や、時に首の痛みまで引き起こす真犯人となり得るのです。

 

権威性のある生理学が示す「踵骨(しょうこつ)重心」の重要性

 

人間の骨格は、構造上、最もストレスなく立てるように緻密に設計されています。その設計図が示す「正しい立ち方」の要は、実は足の「カカトの骨」(スネの下あたりと考えてください!)にあります。

これは、多くの足と健康の専門家が指摘している事実です。カカトにしっかりと体重を乗せて立つことによって、体幹が安定し、背骨(脊柱)が本来持っている緩やかなS字カーブを保ちやすくなります。

  • 前側重心の問題: 体の重心線が前に倒れ、それを支えるために腰を反らし(伸展)、腰椎に継続的な圧迫ストレスがかかる。
  • スネの下重心の解決: 重心線が理想的な位置に戻り、腰が過度に反る必要がなくなり、腰椎への負担が解消されます。

この重心の変更は、特別なリハビリ機器を必要としません。自身の立ち方を意識するだけで、腰への負担を根本から減らすことが可能です。

 

脊柱管狭窄症・すべり症も改善!「自分はまっすぐ立ってる」自覚を疑いましょう

 

特に腰部脊柱管狭窄症腰椎すべり症など、体を「後ろに反らす動作で症状が悪化する」厄介な腰痛をお持ちの方は、自身の姿勢を徹底的に見直す必要があります。

「私はそんなに反ってないはずだ」と思っている方でも、前述の「前側重心」からくる代償的な反りが常に発生しているケースが非常に多いのです。気づかずに常に反っている状態では、痛みが出るのは当然です。

 

足の変形と腰痛の深い関係

 

慢性的な腰痛を抱えている方の中には、外反母趾扁平足などの足の変形を併発している方も少なくありません。これは偶然ではありません。

足の変形があるということは、地面からの衝撃を吸収し、体を支える足の機能(アーチ)が乱れているということです。この機能不全により、重心が不安定になり、その不安定さを補うために、体の最上部である腰や首に歪みや負担が集中してしまうのです。

この視点は、単なる治療ではなく、「足を育てる(足育)」という、健康な体の土台を作る概念にも通じます。足の機能を正常化し、正しい重心で立てるようになることは、一時的な痛みの緩和ではなく、一生涯使える健康な姿勢を手に入れるための投資なのです。コルセットや湿布に頼る生活から卒業し、「足から治す」という根本的な解決法を意識しましょう。


 

【行動変容チェックリスト】あなたの腰痛を根絶するために

 

以下のチェックリストで、今のあなたの状態と、取るべき行動を確認してみましょう。

項目 はい / いいえ あなたが取るべき行動
Q1. 普段、靴底は「外側」ばかりが減っていませんか? 足が挙がっていない歩行かもです。ということは、足の前側に
荷重があることが強いです。腿を挙げるように歩いてみましょう。
Q2. 鏡で横から見たとき、お腹が前に出て、腰が強く反っていませんか? 記事の後半で解説する「正しい姿勢の作り方」を実践しましょう。
Q3. 長時間立っていると、足の指が疲れたり、浮いたりする感覚がありますか? 足の指をしっかり使えるよう、足の運動正しい靴選びを始めましょう。
Q4. 朝起きる時や、座りっぱなしの後、腰が伸びにくいと感じますか? 座り姿勢は、腰への負担が強くなります。時々立って、軽く運動しましょう!

 

まとめ:あなたの腰痛は「姿勢」を変えるだけで変わる

 

なかなか腰の痛みが改善されない方は、一度、足元に意識を向けてみましょう!立ち方を治せば、体幹の過剰な反り(反り腰)もなくなります。それがリハビリ通院や湿布を減らすことになるかもしれません!!

今日から、立ち方、歩き方、そして足の裏のどこに体重が乗っているかを強く意識してください。この小さな意識改革が、あなたの長年の腰の痛みに終止符を打つことを願っております!!





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